今日はひなまつり。
地元・飯能では商工会議所が音頭をとって、ひなまつりの前後で、飯能の街なかにある80店舗ほどの商店と、吾野、名栗、南高麗の各所で、それぞれの家に伝わっているおひな様を飾り付けて、一般開放するのです。
街を歩いていると、いつもはそのお店の商品が並んでいるショーウインドウの中やお店の中に、色とりどりのおひな様たちや手作りのつるし雛が飾られていて、なかなかに華やかです。
見ていると、「御殿飾り」とか「御殿雛」とかいうのでしょうか、古くから伝わっていると見られるおひな様は御殿の中に鎮座ましましているものが多いようです。
一番右側のおひな様など、かなり古いもののようです。
もちろん、昭和の40~50年代以降の私たちがよく知っている時代のものになると、おひな様も御殿から抜け出て、7段飾りとかお内裏様とおひな様だけのものが主流に飾られているような気がします。
「飯能ひな飾り展」として、もう第7回目なんだとか。
商工会議所でも、ただ飾るだけの催しではなくて「雛めぐりスタンプラリー」にしてあちこち回る仕掛けを作ったり商店街の中にお休みどころを作って、おひな様散策の人にお茶を振る舞ったりとかしているようです。
今日はおひなまつり当日なので、「絹織物が栄えた街、飯能」にひっかけて、着物姿で歩いた人には豪華「ささやかなプレゼント」が用意されているのだとか・・・
本当に着物着て歩く人いるのかな?結構動員されてたりして(笑)
そして、この催しの中心となるのが、先日のブログ(1月29日「見世蔵歩き」)でちょこっとだけご紹介した「絹甚」。
古くて由緒ある見世蔵を開放して、中にこれまた由緒あるおひな様を飾り付けるのだそうです。
今日の午後はピアノのレッスンで街に出るので、ちょっと早めに出て見に行ってみたいな・・・
もし行けたら、このブログにレポート追記しますね!
*(追記~☆)********
「絹甚」、行ってきました~!
街に出てみると、スタンプラリーをやっているせいか、台紙を持った人々が予想以上にうろうろ、ぞろぞろ。
あちこちに案内の旗や張り紙があって、手作り感満載です(笑)
「絹甚」についてみると、ここが一番の人だかり。
着物姿のおばちゃん達が案内をしています。
結構年配の方々の着物姿が多かったです。ちっちゃな子に着物を着せて連れてきている人もいました。すっごくかわいかったー☆
「絹甚」の中に入ると、いくつもの段飾りとそのまわりにこれでもか!と飾り付けられているつるし飾りで、めちゃくちゃ華やか・・・!
今日は花嫁衣装が飾られていました。
見世蔵というのは間口が狭くて奥に延びていく造りになっていて、メインの建物を抜けたところの中庭を挟んで、奥に土蔵があります。
この土蔵の中にもおひな様が飾られていて、格子ごしに対面しました☆
華やかな段飾りのおひな様の他に、こんなのも飾られていました。
左は80年前のおひな様(の官女やお囃子)。
真ん中は手作りのおひな様。奥のお嫁さんの写真が効いてますよね(笑)
右は地元の織物屋さんが作った掛け軸です。
マルナカというこの織物屋さんは、現在の商工会議所の会頭さんで、特殊な素材の織物を小ロット多品種生産しています。
スカイツリーの制服にも、このマルナカさんの生地が使われているということです。
以前、NHKの「おはように日本」で中継していました(笑)
そんなたいしたことはないだろう、と思っていたら、なかなかどうして見応えのある展示でした。
行って、よかった♪
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