書きたいことは結構あったんですけど・・・またそれは追々に、機会があれば(^^;)
さて、昨日の午前中、たまたま湯島方面に仕事で行く用事ができました。
湯島、というのは上野の不忍池のちょっと南側あたりにある古くからの町屋で、江戸幕府の昌平坂学問所があった湯島聖堂とか、旧岩崎弥太郎邸の庭園などの名所旧跡があります。
先日天皇陛下が入院された東大病院もすぐそばです。
せっかくたまの遠出(?)なんだし、しかも直行仕事。
ただ行くだけではもったいない(笑)ので、ちょっと家を早めに出て用務先のすぐそばにある湯島天神にお参りすることにしました。
湯島の天神さまは、正式には「湯島天満宮」という名称らしいです。
社伝によれば雄略天皇の458年に天之手力雄命(あまのたぢからをのみこと)を祭ったのが初めみたいですが、南北朝時代に学問の神様、菅原道真を合わせてお祭りして、今日に至っているようです。
菅原道真といえば「東風吹かば 匂いをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」の歌で知られるとおり、シンボルは梅。
門から中をのぞいてみたら、写真のとおり、ちょうど梅が真っ盛りで庭じゅうにいっぱい咲き誇っているのが垣間見えました。
門から中に一歩足を踏み入れてみると・・・
庭園内は梅でいっぱい!
そして、平日なのにどういうわけか人でいっぱい・・・
なんでも、平年なら3月半ばの今頃の時期にはとっくに梅の花は終わっちゃってるそうなんですが、今年は寒さが遅くまで続いたせいか梅の開花が相当遅れて、今満開なんだそうです。
だから、平年並みに2月後半に開催された天神さまの「梅まつり」には、今年は全く梅の花がなかったんだそうな・・・
人の出が多いのはそんなところにも理由があるのかな?
出勤前にここで一息ついている人たちも結構いるような感じでした。
あ、もちろん学問の神様ですし、ピークは過ぎたといってもまだ受験シーズンなので、合格祈願もかねて訪れてる人も多いんでしょうね。
絵馬もどっさりかかっていました。。。
私も境内の写真を撮って、縁台に腰掛けて甘酒を飲みながらひなたぼっこしていたら・・・
なんだかゆったりまったりしすぎちゃって、いったい何しに来たんだろう~って感じ。
すっかり仕事する気なんかどこかに行っちゃって・・・
いかんいかん! 頭をプルプル振って気を取り直し、仕事先へ。
午前中一杯で仕事を終わらせて、さぁ、お昼ご飯!
実は湯島界隈は、古くからの街でもあり、また観光客も多いので、老舗の美味しいお店がたくさんあることでも知られているのです。
今回は、仕事先のすぐそばにある「鳥つね」というお店に行くことにしました。
「鳥つね」は湯島の天神さまの表鳥居を出てすぐ左手角にある、大正元年創業の鳥料理の老舗です。
夜のメニューは鍋とか揚げ物とか、各種いろいろあるようなのですが、ランチは親子丼の単品1500円と親子丼セット2500円のメニューしかありません・・・!
つまり、親子丼しかないし、親子丼にしては結構値段が高いんだけど(いつも食べる「親子丼」の2~3倍ですよね!)、それでもいつも行列のお店なんです。
お店自体はそんなに大きくなくて、小さなお座敷1つにちゃぶ台テーブルが8~10くらい?
町屋によくある普通のお食事処といった感じです。混んでくると相席なんかもアリです。
待つことしばし・・・出てきた親子丼は、
じゃーん!
卵がとろんとろん、のぷるんぷるん。
お出汁の味もしっかりきいていて、ご飯にもしっかり染みていて、美味しーい!
そして、さすが「鳥料理の老舗」というだけあって、薄切りでありながら鶏肉の存在感ある口当たりにびっくりです。
うまうまー、うまうまー! と、あっという間に平らげてしまいました。
これは、やっぱり夜のメニューを試してみたくなりますね。
なんとか機会を作って食べに来ようっと☆
お腹も一杯になったので、また天神様の境内に入り、今度は社殿の右手の男坂・女坂を降りて、JR湯島駅方面に出て職場に戻りました。
写真は真ん中が男坂、右が女坂です。これまた、梅が満開でキレイ。。。
お天気も気持ちよくて、美味しいものもしっかりいただいて・・・ホントこれで仕事でさえなければなぁ・・・
もっとまったりしたい気持ちに後ろ髪をぐいぐい引っ張られつつ、この日も残業たっぷりつきの仕事に戻るために、この後職場に戻ったワタシでこざいました・・・ふう!
にほんブログ村
にほんブログ村 お気に召したならクリックよろしくです!