2014年3月13日

ワインでオトナな城飲み会

Twitterフォロワーで城攻め友達のまっさんが名古屋から出張で上京するというので、在京の城ともさんで迎え撃つことになりました。

これまでも何回か同じように迎撃したことがあって、そのときはたいていフツーの居酒屋だったんですが、今回ふと集まったメンバーを見渡すとそこまでは若くない?(笑)

ならば、せっかく都心で会うんだし、たまにはちょっぴりオトナな雰囲気でお城を語り合ってもいいよね・・・ということで、とあるワインレストランで飲み会(?)をすることにしました。



で、セレクトしたのは、以前仕事で知り合った方に連れてっていただいたお店。

その方はとてもワインの「楽しみ方」に精通していて、お手軽ワインでも実は美味しいワインがある(高いワイン=美味しいワインでもない)ことや、料理と合わせて楽しむ方法とか、まったくワイン初心者の私たちにもわかりやすく楽しく教えてくださいました。

で、そのときのお店もまた行きたいと思っていたところ、ちょうどメンバーが集まるにもいい位置だったので、迷わず予約☆


で、当日は以前も集まったことのあるJR有楽町駅日比谷口で待ち合わせ。

なのに、有楽町のホームに降り立ったとたんにまっさんから「あれっ?何で中央口なの?たすけてー」というSOSツイ。


へ?前回と同じ待ち合わせ場所なのに、なんで迷子になる?

有楽町駅は確かに階段を間違えると違う改札口に出てしまう・・・けど、そんなに広い駅でもないからホーム上でちゃんと案内板を見ていればそんなに迷子にはならないはずだけど。

仕方ない、中央口に出る階段を下りると、はたしてまっさんがスマホ片手に何か打ちながら途方にくれている姿が。

都会のど真ん中で遭難者救出成功(笑)

連れ立って本来の集合場所に行くと、すでに残りのメンバーの岡田さんとさとみんさんは集合済み。

2人に顛末を話すと・・・え?迷子になってたことを知らなかった?
実は2人ともまっさんのSOSツイに気がついてなかったという。。。たまたま私にツイを拾われてよかったね、まっさん☆

で、さっそくお店に入り、自分たちはワインにそこまで詳しくないので、お手軽にワイン飲み放題つきのコースで乾杯!


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この「ワイン飲み放題」は飲み比べでもあるので、お店で用意したいくつかの種類(白:ソーヴィニヨンブランとシャルドネ、ロゼ:グルナッシュ&シラー、赤:メルロー、カベルネソーヴィニヨン、シラー)からいろいろ選んで飲めるのがなかなかよいです。




好きなワインがあったりこだわりがあったりする人なら、このお店に併設されたワインショップに行って、そこでワインを購入してお店に持ち込んで飲むことも出来ます。


コース料理をいただきながら、このお料理にはこれがいいかな?合うかな?とか言いながらあれこれ飲んで食べて、お城や歴史や史跡やその他もろもろ、いろんな話で盛り上がって・・・

一応オトナなので、名残を惜しみながらもおとなしく1次会でお開きにしてそれぞれ帰宅したのでした。


・・・そして、次の日。

なぜか私のスケジュール帳に見慣れない飲み会予定と史跡めぐりの予定が入ってる。


???

「40年に1度の大雪」の夜に八王子での飲み会では日本酒飲みすぎて、次の朝まで思い切り寝トボケた上に、2次会以降の記憶が思いっきりすっぽ抜けているという失態をやらかしましたが、今回は
最後のお開きまでちゃんと記憶が残っている・・・はず。

でも、この予定の記憶があいまいなので前夜のメンバーに確認したところ、いずれも「ちゃんと約束したよ~☆」「その日ちゃんと予定しておくのでよろしくね~!」

確かに・・・予定した日はちゃんとスケジュールの空いていた日だし、飲み会の場所も史跡ももともと行きたいと思っていたところばかりなので、約束をしたときはちゃんと理性は働いていたらしい。

まだらに記憶がすっ飛んでいただけで。。。


こんなところどころ綺麗に記憶が抜けるなんてことがあるんだ、と自分の行動ながら感心してしまいました。それとワインを飲みすぎていたってことですよね☆

ちっともオトナな飲み方になっていなかったということで、ワインさんごめんなさい m(_ _)m
もう少しお酒との付き合い方を考えなきゃデス!


2014年3月1日

ひな咲くまち 2014

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もうすぐひな祭り・・・という土曜日に、ピアノのレッスンで町に出たついでに商店街を中心にやってる雛飾りイベントをのぞいてみることにしました♪

「ひな咲くまち」とサブタイトルをつけて行われている「飯能ひな飾り展」です。

かつて絹織物産業や木材流通で栄えた飯能の中心街にある店蔵「絹甚」をメイン会場に、市内の銀行や商店、飲食店等137ヶ所の店頭などで、家々で大事にしまわれていたお雛さまをご披露しています。


このイベントについては以前にもブログに書いたことがあったんですが、久しぶりに来て見たらますます盛大になってるみたい。




店蔵「絹甚」の前に行ってみると、なるほど格子戸の外にまで吊るし飾りがいっぱい!
この吊るし飾り、地元のボランティアさんが手作りなんだそうです。

そして、お雛さま見学の団体さんと案内のボランティアさんで、店蔵の中もいっぱい(笑)

店蔵というのは「見世蔵」ともいう土蔵造りの店舗・住居のことで、川越の蔵作りが有名ですが飯能市内にもぽつんぽつんと残っています。

この「絹甚」はそうした店蔵の中でも相当贅沢な造りなのだそうです。
小ぶりな店かなと思うんですが、土蔵造りの2階建てで、切妻屋根の瓦葺きの箱棟には青海波の模様が組まれていて、外壁は最上級仕上げの黒漆喰、両袖には「うだつ」があがっています☆


さて、その「絹甚」の格子戸の中に入ってみると・・・

この「絹甚」は格子戸を入ると中庭に抜ける「通り土間」になっているんですが、その両側にお雛さまがいっぱい!


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この御殿雛は元市長さんのおうちに伝わるもので、実に45年ぶりにお出ましなのだそうです。

ものすごく豪華な御殿の中からお雛様は何を眺めてらっしゃるんでしょうね・・・


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こちらは地元の旧家に伝わる「中山の殿様から拝領した」という享保雛。

「中山の殿様」というのは、飯能に本拠を置き北条氏照の家臣として八王子城で奮戦した中山家範の息子、水戸藩付家老ののち常陸松岡藩主となった中山信吉の子孫のことのようです。

案内板には「水戸徳川家家老の中山氏の江戸屋敷に使えていて中山家から拝領した」ように書かれていたのですが、家老であった中山信吉がなくなったのは寛永19年(1642年)で、「享保雛」の享保年間は1716年~1736年・・・

年代が合いませんよ~(笑)


それはともかくとして、男雛の両袖を張ったデザイン、女雛の袴の綿を入れて膨らませたボリューム感、そしてなによりも現代のお雛様とは違う面長の品のよい顔立ち。

いかにも享保雛らしいお雛様です。

ピアノのレッスンがあったので今回は店蔵「絹甚」しか見れませんでしたが、町中にお雛さまがあふれています。

今年の開催期間は2月18日から3月9日だそうです。
まだあと1回土日がありますので、ぜひぜひおいでませ飯能☆