2012年1月29日

見世蔵あるき

というわけで、飯能は古くに栄えた町なので、町中のあちこちに「見世蔵」なるものが残っています。

「見世蔵」というのは、江戸時代後期以降に発達した土蔵の一種です。

土蔵は土で壁を塗って耐火性能を上げた建物なので、もとは倉庫や保管庫として使われることが多かったのが、住居や店舗も兼ねたものとして発達したのが「見世蔵(店蔵)」ということです。

川越の「蔵作りの街」が有名ですね。
飯能のはそこまで立派なものが残っているわけではないのですが、小規模な「見世蔵」が普通の住宅や生活の中にそれとなく残っています。

実は今夜は地元の友達が集まって飲み会なのですが、その会場も「見世蔵」を改造したものです。

ところが、今日は昼間ピアノのレッスンがあって、終わってから待ち合わせの時間までに中途半端に時間が余ってしまいました。

お茶を飲んで過ごすだけじゃ長すぎちゃうし・・・

じゃ、今まで車の窓から見ながら通り過ぎていた「見世蔵」でも見ながら、ぷらぷら町中を散歩してみようかなぁ〜



というわけで、のこのことやってきたのが飯能で一番有名(だと思う・・・)な見世蔵「絹甚」。

ここは表通りに面したお店で、その昔、明治時代に飯能で絹織物の取引が盛んに行われていた頃に建てられたので、作りは小さいものの、黒漆喰の壁、下屋の屋根にうだつ、屋根の棟には大きな棟飾りがあがるなど贅の限りを尽くした建物です。

店蔵、居宅、土蔵の3棟があり、居宅と土蔵の間には中庭があります。店蔵は商いのための空間で、客との商談などに利用され、居宅は家人の住まい、土蔵は商品等の保管庫になっていたと考えられます。

今は飯能市の文化財に指定されていて、季節ごとに雛飾りなどのイベントや展示会をやったり、お祭りでは町内会の会所になったりと、折々に内部を公開しています。

この日は、残念ながら公開時間を過ぎてしまったので、中は見れませんでした・・・

見世蔵 絹甚 公式サイト: http://www.kinujin.com/

(ちなみに、先日にお会いした地元の「おじさまたち」によると、飯能を通っているJR八高線というのは、もとは軍用だったけれども、群馬藤岡から八王子経由横浜まで絹糸・絹製品を運ぶ「シルクロード」だったそうです。その関係で八王子とともに飯能も絹織物が盛んな時期があったのだとか。)


この絹甚のあたりは、飯能市街でも特に古くから市の立っていたような場所で、先日の料亭もこのあたりです。

もちろん、見世蔵もこのあたりに集中して残っています。
新しく立て直しても、このスタイルを踏襲するお店もあります。

次の写真は、そんな立て直した新しい見世蔵。
仲町の吉田屋呉服店です。

お店の前にちょこんと鎮座している古いタイプの郵便ポストが、なんか、かわいらしい。

まさか、もう現役ではないと思うけど・・・



そのあと、先日の割烹のあたりをくるくると回っていたら、すっかり日が落ちて寒くなってしまったので、古い見世蔵を改造した喫茶店に入りました。


喫茶 銀河堂。


いつもこの前を通勤しているので、すごく気にはなっていたんですが、いつも車なのでなかなか寄ることができずにきていたお店です。

今回、初めてお店に入りました。

入ってみると、中は古い柱や梁はそのままに活かした、和風の暖かい感じの中に、ジャズっぽい感じのインテリア。

もしかしたら、時々演奏もしてるのかもしれません。
楽器類もなんとなく「生きている」感じで、ごちゃごちゃと並んでいます。





メニューはいたってシンプル。ケーキは手作りとのことだったので、ブレンドとチョコレートケーキをお願いしました。

ブレンドは丁寧に入れた感じで、ちょっと渋め。チョコレートケーキの甘さが結構重たかったので、ブラックでちょうどいいコンビネーションという感じで、美味しかったです。

コーヒー大好きな私としては、ちょっと量が少なくて物足りない感じもしましたが・・・
おかわりしようかどうしようか、一瞬悩んじゃいました(笑)


さて、銀河堂で1時間ほどのんびりまったりして、冷え切っていた身体もほっこり温まってきた頃合いで、ちょうど飲み会の待ち合わせ時間です。



会場は、銀河堂のある表通りから1本裏に入った通りにある「酒田屋商店」。

これまた見世蔵を改装した造りで、10名ほどのカウンター席と20人くらいの掘りごたつ席、その上に中2階みたいな感じで10名ほどの席。

古い調度品をそのまま使ってあるので、やはり柱も梁も格子戸も、お手洗いの中の戸棚まで、古いけどしっかりした木製で凄くいい感じです。

スタッフは、反対に若い人ばっかりで、パッチをきて「いなせな」感じを演出しています。

で、夜は地野菜と炭火串焼きをメインにしていますが、なぜかランチは「名物味噌ボロネーゼ」を中心に自家製生パスタランチです。

そういえば、たぶんこのお店はイタリアンがとくいなのか、夜のお鍋はチーズたっぷりの「トマト鍋」で、シメはやはり生パスタでした。

このパスタがもちもちした食感で、トマト鍋のスープとよく合っていて絶妙な美味しさ☆

この日は総勢12人の「女子会」だったのですが、雰囲気のよい建物、若いスタッフと美味しい料理、そして帰り際に外までスタッフが送りに出てきてくれて1人1個ずつわたしてくれたホッカイロが、うるさ型の「おねーさん」達のココロをぐわし!っとわしづかみにしてしまったのでした・・・(笑)

今度はランチにトライしてみようと思います!
ただし、あんまり人気がありすぎて、ちゃんと予約を入れないと2時間待ちだということですが・・・

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2012年1月28日

飯能の老舗料亭

地元の知り合いで商工会議所に勤めている人から、「地元の人たちでの飲み会に来てみないか」とお誘いがあったので、就業時間が終わったと同時に職場を飛び出しました。

職場から向かうとすっかり遅くなってしまいましたが、飲み会は先に始まっているというので、その開催場所の「飲み屋さん」を私は全く知らなかったんだけど、電話で場所を聞いたとおりに場所を訪ねていくと・・・



表通りから地元でも有名な老舗のうなぎ屋さんの脇の、昔からの細い路地を入っていくそこは、私の想像していたような「飲み屋さん」はどこにもなくて、代わりに目立たないけど凝った作りの「料亭」が並んでる。

えぇ~?なんか私、場違い?

なんかひとりで格子戸を開けるのが妙にはばかられるような、ちょっと粋な雰囲気。
えいや!っと開けて中に入ると、広い玄関には誰も居ません。

ごめんくださーい! 声をかけると、左側の格子戸から板前さんらしき人が出てきて、会場は2階だと教えてくれました。

その左側の格子戸の向こうには、しゃれたカウンターと喫茶店のような店内、静かにくつろいでいるお客さんが見えます。






玄関で靴を脱いで、つるつるに磨かれた木の階段を上って2階へ。

なんか歴史を感じさせるような舟形天井や柱の作り。

これって・・・なんだかTVドラマとかの「昭和の重鎮の接待シーン」にでも出てきそうな雰囲気です。

で、いくつか並んでいる「○○の間」のふすまの一つを開けると・・・



あー、やっぱり「接待シーン」みたいな部屋!


さすがに中で飲んでいる方々は、それなりにくだけておりましたが・・・

商工会議所関係の方々の集まりだったのか、地元で事業を営んでいる「経営者のおじさま方」が多くて、なんか私は場違いな感じがしてしまいました。

それもそのはず。おじさま方によると、このお店「高島屋」は地元・飯能でも知る人ぞ知る老舗料亭で、なかなか入れないんだそうです。

それこそ「一見さんお断り」。

私たちの会合の隣の部屋は芸者さんが呼べるような舞台もあるそうです。
さすがに見せてはもらえませんでしたけど f(^^;

お酒は地元・飯能の地酒「天覧山」のラインナップ、器は「飯能焼」。
話題はめちゃめちゃローカルで、みんなたいてい「○○ちゃん」呼ばわり。

いかにも埼玉の西部の小さな町の「政財界」を垣間見てしまった感じでした・・・

でも、この飯能という町。

古くは「西川材」と呼ばれる杉・ひのき材で非常に栄えた町で、町の中も都心の封切館と同じくらい集客数のある映画館なんかもあって二谷秀明とかの映画スターも挨拶に訪れたりと、かなり賑わっていたようです。

このお店は、その最盛期の飯能花柳界の町屋の中にあったようです。




言われてみると、確かに裏通りではありますが由緒正しそうな(?)お店が結構ある一角ではありました。

なんか、そんな場所にいて、そんな話を代々ジモティなおじさま達から伺っていると、自分も妙にどっぷりと「地元民」になれたような気がしてしまいますね(笑)

ホントは、地元意識の非常に強いお土地柄でもあるようなので、なかなかよそ者が入りづらいところもあるのかもしれないですが・・・

もし多少なりとも仲間に入れてもらえてるのだとしたら、私は地元飯能・日高が大好きなので、ちょっとうれしいです☆

今度は昼間にでも、町屋の中をぶらぶら歩き回って、おじさま達に教えてもらった町並みを見てまわってみようかな。






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2012年1月25日

雪! 顛末。

TVでも話題になりましたが・・・昨夜、関東地方に雪が降りました・・・!


っていっても、結局都心で2〜5cm、多摩西部とか埼玉西部にある我が家のあたりで5〜10cm程度。

そんなもん、他の地方の方たちにとってみれば「へ」みたいなもんで、そんな程度で交通機関は麻痺するし、スリップ事故は多発するし、けが人は続出するし・・・なんで首都圏はそんなに大騒ぎになっちゃうの?といったところでしょう。

ま、たぶん原因の一つは、もともと関東は九州北部以上に雪の降らないお土地柄だっていうこともあるんでしょうね。

冬は西高東低の気圧配置で、日本海側から山を越えてやってくる冷たい空っ風と雲一つない冬晴れの日々。
放射冷却現象で明け方には地表の暖かさがすべて空に逃げてしまうという・・・(笑)

この雪がやってくるまでは、都内で35日連続の「乾燥注意報」が発令されていたくらいですからね〜☆


だから、日頃から雪への備えなんてしていないです。

うちは山の中にあって「冬場凍結注意」な場所に住んでるから、毎年冬になるとスタッドレスタイヤに履き替えるけど、フツーはスキーにでも行かない限り、スタッドレスもチェーンも必要ないし。
滑り止め付きの靴なんて売ってもいないです。
そして、道路に融雪装置なんてついてるはずもなく・・・


で、雪が降ろうが凍り付こうが、私も含めてしっかり雪氷を侮って普段通り(悪くても雨の日並み)の生活をしようとするところにムリがでちゃったりするわけで・・・(^◇^;)



で、昨日の夜。

「雪が降る」という予報ではあったので、仕事をしながら時々webで状況はチェックしてたんですよね。


でも、「お天気ポイント予報」では降っている情報はなかったし電車の運行状況も異常がなかったので、まーだ大丈夫だろうと高をくくって残業してたんですよね。

で、途中でお手洗いに行こうと席を立ったら、向こうからあわててやってくる後輩の姿。


「雪、すごいですよー!」


ええええ〜!  あわてて窓のブラインドの隙間から外をのぞいてみると・・・

直径5cmくらいはありそうな牡丹雪が、わさわさ降りしきってる・・・!

やばい!雨風雪にめっぽう弱い首都圏のJR。止まってしまったら最後、職場周辺からの脱出手段がない。


あわてて職場から飛び出して、電車へ。窓の外は、どんどん積もっていく雪景色。

電車がいつ止まってしまうかとひやひやしながら、なんとか自宅最寄り駅に着いて降りてみると・・・




あれ?思ったよりは雪が少なめ。

降っているのも、雪というよりは細かいみぞれ?が、ほんの少々。
かえって足元の雪が融けてびちゃびちゃで、ブーツの中にまで雪水が浸みてくる始末。

駐車場から愛車に乗ってとりあえず走りだすと、それでも自宅のある山に近づいてくると、それなりの雪の量。

慣れない雪の山道をのろのろスタッドレスタイヤで走りながら、これは朝になると道路がガチガチつるつるに凍りそうだな~と案じてしまいました。







************

そして、次の朝。

暗いうちから、雨戸の外でガチッガチッと音がする・・・
あれは、近所の人が道路の氷をシャベルでたたき割っている音だ!

あわてて雨戸を開けて外に飛び出してみると、果たして近所の人が何人も道路に出てきて途方に暮れています。

というのも、うちの集落は山の斜面にあるので、道路はみな坂道を下ることになるのですが、それが案の定ガチガチつるつるに凍り付いて、「スケートリンク滑り台」になってしまってる☆

その上、うちの辺りは谷間にあって、ちょうど今頃の季節は出勤時間ぎりぎりくらいまで陽がささないので、なかなか氷が融けないのです。

近所の人が塩化カルシウムを撒いてくれたりして、やっとなんとか車が行けそうになると、近所の人たちが次々にスタッドレスタイヤを履いた車でそろりそろりと出発。

私も、スリップしてせっかくの新車をぶつけるのはゴメンなので、滑らないように路面を踏みしめるような感じで、そろりそろりと走り始めました。



その頃にはやっと朝日が差し込み始めて、凍った雪に光がきらきら弾けてすごく綺麗・・・なんだけど、ゆっくりみている余裕もなく運転して、県道まで降りてみたら。

みんな同じようにこわごわとそろりそろりと運転しながら出勤しているもんで、町までの一本道の県道がものすごい大渋滞!

結局、駅まで通常の倍近く時間がかかってしまって、いつもより余裕をもって早く出たのに、結局いつもより遅く職場につく羽目になってしまったのでした・・・



で、今日は一日晴れて陽がさしていたので、てっきり雪はぜんぶ融けきってしまっているんだろうな、と思っていたのに、夜、仕事が終わって駐車場まで戻ってきたら・・・

車に雪状の氷がびっしりくっついて、フロントガラスがばりばりに凍っていて車が出せない!

霜取りスプレーをかけた上、しばらくデフをかけて暖めて氷を溶かして帰ったので、またまた通勤時間がかかってしまって、無駄に疲れてしまいました。

後から家族に聞いたら、昼間の3時頃、どうも町中「だけ」局地的に牡丹雪が降ったらしい・・・
そんなことって、あり~? ぴかぴかの星空を見あげながら自然の不思議に首をひねってしまったワタシでした。。。



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2012年1月21日

寄り道にハマって・・・

今までは、大宮駅は私にとって単なる「乗換・通過駅」だったんですが、今週はどういうわけか、帰りに寄ってコーヒータイム、にハマってしまいました。

きっかけは、前回「ダイエットはできない」に書いたプレッツェルのお店Auntie Anne's に行ったこと。

いつもは多少お腹が空いても、よっぽど誘われるような匂いでもしなければ(笑)家まで我慢して帰るんです。

が、今週の場合、初めの日曜の夜に、お風呂上がりに一杯やりながら夜なべ仕事(金柑の甘煮作り)をやってしまって、すっかり湯冷めをしてしまったらしく、週初めから風邪気味で何事もくじけ気味。

帰りも、職場は大宮近辺にあるにもかかわらず、大宮駅ですでに行き倒れ寸前状態になってしまって、気合いを入れてから帰らなきゃ・・・というわけです。

もともとは行きつけのコーヒーショップでのお一人様タイムをこよなく愛する私でもありますので、まぁなんだかんだと自分に理由をつけて、寄り道~ということでもあるけど(^^;)



で、まずは「ダイエットはできない」の次の日に、またまたAuntie Anne's に寄り道。

前回はサワークリーム&オニオンとコーヒーだったけど、この日は風邪で朦朧として仕事を早めに放り出しての帰り道だったので、暖まりたくて、オリジナルのプレッツェルとジンジャー入りホットレモネード。

食欲はあまりない日だったけど、もちもちしたプレッツェルが美味しかった・・・

これに味をしめて(?)、またもこの週に寄り道。

とはいってもAuntie Anne's は9時には閉まってしまうので、いつも通りの勤務だとなかなか寄れません。



いつもは1本電車をのがすと次の電車まで20~40分待ちになるので、そんなときは大宮駅構内のBECK’Sに入ってまったりコーヒータイムをしてしまうのですが、他に寄れそうなお店で、駅から離れていなくて、落ち着けるお店は?と探してみたら・・・

ecuteの中にPARK SIDE CAFEというお店があるのを発見。

webのクチコミ評価では「落ち着けるお店」「対応が丁寧」、お店の中の様子もなんか落ち着けそうないい感じ。さっそく行ってみることにしました。

場所は、大宮ecuteの一番新幹線寄り、ケーキ売り場の真上に当たります。

確かにそこに喫茶店があるのは前から知ってましたが、ecuteの売り場からは一段上に上がって行くカタチなので、すっとは入りにくくて、今まで寄ったことはありませんでした。

で、入ってみると・・・

私が行った時間帯は、新幹線から降りて軽く夕食をとりたい人たちが寄る時間帯なのか、結構混んでいました。

そのせいなのか、席と席の間も区切られていないし、割と近くて「ひしめきあってる」という感じ。

webで見るほど「落ち着いた」感じではないなぁ・・・

食事も、店員さんの応対も、「並み」かな。

ecuteの売り場の通路が見下ろせる窓際の席に陣取ることができたんだけど、それでもなんか「わさわさ感」を感じてしまったんだから、真ん中の席だとどうだったんだろうな。

でも、ひとりで長時間まったりする感じではないけれど、数人で行っておしゃべりをするにはいいお店かもしれません。

やっぱり、新幹線の乗降口に近いお店だから、旅行客とかビジネス向きなのかもしれないですね。
実際そんな感じのお客さんが多かったですし。

私は、帰って窓から見えた通路反対側の和物雑貨を扱っている「濱文様」というお店が気になってしまった・・・今度時間のあるときに寄ってみよう。

寄り道先も、これからまだまだ開拓の余地がありそうですね・・・これからどれくらい喫茶店につぎこむのかなぁ・・・(笑)

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2012年1月17日

ダイエットはできない

近頃、どういうわけか規則正しく猛烈にお腹が空きます・・・

お昼は11時半くらい、夕方は17時くらいになると、それこそまわり中に響き渡るような勢いでぐぅぐぅお腹が鳴り響きます(^^;)

来客中であろうが、上司や幹部に業務説明中であろうが、お構いなし。

なので、近頃は防衛策(?)ということで、鳴り響きそうになったらバランス栄養食を口に放り込みます。

で、今日も「BALANCE UP クリーム玄米ブラン」を内袋1つ140Kcalを口に放り込み、残業を片付けた後で職場を出たのですが、いつもは改札を出ることなく乗り換えでスルーしてしまう大宮駅で、珍しく改札の外に買い物に出てみたら・・・

大宮駅自由通路のそごう側出入り口のところで、ぷ~ん・・・とパンの焼ける様はいい匂い。

うぅ、「玄米ブラン」でなだめておいたお腹が、また猛烈に鳴り出した~☆


見ると、出入り口のところに1つのお店。

Auntie Anne's というプレッツェルのお店です。覗いてみると、中で店員さんが生地をこねてプレッツェルを焼いているのがみえて、お客さんの列ができています。

ついつい匂いにつられて、私も並んでしまいました。


プレッツェルの種類は、オリジナル・アーモンドクランチ・サワークリーム&オニオン・シナモンシュガー・セサミの5つ。

すっかり飢えてしまった(笑)ので、サワークリーム&オニオンとブレンドコーヒーを頼んで、店内で食べてから帰ることにしちゃいました。



ここでは、焼きたての大きなプレッツェルを紙袋に入れて、サワークリームのパウダーをたっぷりかけてくれました。

見ていると、かじりながら帰るのか1つだけ買って紙袋を持って帰る人も何人もいます。

店内は圧倒的に女性客ばかり。

さて、私も紙袋からプレッツェルを出してかじってみると・・・

うむむ・・・ ほかほかで美味しい♪


よく見かけるプレッツェルはカリカリに焼かれて歯ごたえのあるものが多いのですが、ここのプレッツェルは噛むとサクッとして、もっちりとやわらかいのです。



もう、夢中になってしっかり食べてしまって、お腹いっぱいになって、ふと我に返ると・・・

ちょっと待て~! ここに来る前に「玄米ブラン」食べてカロリー補給しちゃってたじゃないか~!

これで、家に帰るとばあちゃんが夕飯を用意してるので、これまた晩酌しながら食べちゃうし・・・


もうあきらめよう・・・ 世の中に美味しいもののある限り、ダイエットはできないということで・・・
(^^;)
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2012年1月13日

柚べしのこと


前回ブログに書いた「金柑の甘煮」、こ〜んな感じにできあがりました。

あとはタッパーに入れて冷蔵後に保存、ちびりちびりと食べるだけ〜♪

ちなみにお味は、初めて作ったにしてはなかなか美味しくできあがりましたよーo(^-^)

私は日頃食べる専門で作る方は大のニガテなので、金柑の甘煮ひとつ作るだけで、ブログが1回書けてしまうくらい大騒ぎなのですが(^◇^;)、うちのばぁちゃんは今年もいろいろと拵えてます。

まぁ、材料について、うちの庭や畑でいろいろと穫れたり、ご近所親戚からいろいろといただいたりするからというのもあるんですが・・・

畑でとれた白菜を漬けたり生姜を甘酢に漬けたり、といった漬け物系は毎年の定番として。


今年はうちの畑で、生姜が甘酢漬けだけでは消化しきれないくらい山のように穫れたのと、地元の友達が沼田のリンゴ園で1本のリンゴの木のオーナーをしているので、そこにみんなで行ってりんご狩りをして、どっさりリンゴをいただいたので、その生姜とリンゴを使って「リンゴ入り生姜の甘煮」(本当は生姜入りリンゴジャムだった・・・はず)をどっさり作りました。

これは、生姜嫌いの私でも紅茶にせっせと入れて飲むくらい、生姜も気にならないし体も温まるし、の逸品でしたね〜☆

他にも、うちの地元(特に日高市)は「マロンの郷」栗の産地なので、近所の直売所でオジサンにオマケしてもらった特大の栗で、ブランデーを使った栗の甘煮(マロングラッセともいうのでしょうか・・・?)と栗100%のきんとん(これも、栗鹿の子とでもいうのでしょうか・・・?)。

市の「グリーンツーリズム」の一環で参加した「干し柿の会」で、せっせと干し柿を作って、しばらくベランダがつるされた干し柿だらけだったし。

家の庭でキウイが大量に採れたので、今年もキウイジャムをたっぷり。

そして、ご近所にこれもご自宅の庭でとれたという柚子をたくさんいただいたので、柚子ジャムをいっぱい作るとともに今年も「柚べし」を作りました。

というか、「柚べし」の副産物が柚子ジャムだったりするんですが・・・



写真、ちょっとぼけぼけですが、上側の食べ物が「柚べし」です。
(ちなみに下側は「錦玉子」。)

昨年の、ちょうど今頃作ったものです。

ここでいう「柚べし」というのは、よくおみやげなんかで見かける仙台の「くるみゆべし」とか「胡麻ゆべし」とは違います(そちらは柚子を使わず、「油べし」と書くようです)。

また、石川の丸ゆべしや愛媛の棒ゆべしのような、柚子ともち米や上新粉を使った贅沢&上品な和菓子の「ゆべし」とも、全く違います。

どちらかというと、酒肴にあっている珍味・・・?

長野県天龍村で作られている、ゆずをくりぬいた中に味噌やクルミを詰めて作る保存食とか携行食の「柚餅子」に、すごくよく似てます。


作り方は・・・

①ユズは水洗いして水気を拭き取り、ヘタの方をフタになるように横に切り落とし、スプーン等で中身をくりぬいて器(ユズ釜)にします(このときにくりぬかれた中身がジャムになります)。

このとき、結構フタと器がバラバラになっちゃうので、要注意(?)
②むきくるみを荒く刻み、味噌にみりんとクルミを合わせてよく練り合わせて、器(ユズ釜)に詰めてフタをします。詰め過ぎると蒸かした時に中身が吹きこぼれてしまうので少し控え目くらいで丁度良いみたいです。

③蒸し器に並べ、中火で40~50分くらい蒸し、蒸し上がったらそのまま冷まします。

うちでは、干し魚をつくる干し網の中にならべて、しばらく風にさらして冷まします。

④キッチンペーパーなどで巾着形に包んでタコ糸で縛り、雨や日光を避けて風通しのよい軒下などに1~2ヶ月間吊るして干します。

⑤完成したら紙をはずしラップで包み直して冷蔵庫で保存します。約1年くらい保存可能。



今、うちでは2階のベランダの軒下に、キッチンペーパーに包まれた「柚べし」がずらーっと並んで干してあって、柚子と味噌の匂いが入り交じってぷんぷん漂っています(笑)

洗濯物や布団を干しにベランダにあがると、作業中にごんごんアタマにぶつかって、髪の毛にまでその匂いがついてしまいます。。。

それもまた、「手作りしてるぞ感」たっぷりで、なんだかいい感じなんですけどね~

そんな状況が、だいたい2月中~下旬まで続くと、いい具合にきゅーっと干されて「柚べし」のできあがりです。

味は・・・濃縮された味噌の味でしょっぱいですが、その中に入っているクルミの香ばしさと、漂ってくる柚子の香りがなんともいえません。

お酒、特に日本酒がすすんじゃいますね~☆

さて、昨年作ってちびちび消費してきた「柚べし」も、あと残りわずかとなりました。
大事に食べながら、今夜も一杯・・・?


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2012年1月10日

金柑の甘煮

いつも年末に埼玉北東部にいる親戚からつきたてのお餅をいただいているんですが(お米を作っている農家なんです)、今年はその家の庭でとれたという金柑を砂糖で甘く煮たのを一緒にいただきました。

金柑の甘煮は喉にもいいんですよね〜。

で、すっごく美味しかったので、美味しかった美味しかったと連呼していたら、お年始のご挨拶に寄ったときに「じゃ、どうせなら自分でも作ってみたら」と金柑そのものをいただいてしまいました・・・(;゜ロ゜)シマッタ

実は私は食べるほう専門で、家庭科は大のニガテ。

なのに今回は、うちのばぁちゃんにも「あんたがもらったんだから」と見放され・・・
(;´Д`)


仕方ない、たまには作ってみようかな。ということで、その親戚に教えてもらったレシピで作ってみることにしました。


金柑は、親戚の家の庭に「放置していたら毎年山のように勝手に実る」ということで、完全無農薬。

計ってみたら、600gありました。

これに1個につき6カ所に、皮に切り込みを入れます。

おっ、手に金柑の汁がついて、なかなかいい匂い・・・( ^-^)

切れ込みを入れ終わったら、3分間ゆでて、柔らかくなったところを指でぎゅっ!と押して種を出します。



・・・って、えええー!?




親戚の人は「押せば、ぶじゅっ!て簡単に種出るよ」って言ってたのに、押しても種出て来ないんですけどぉ・・・




あまり強く押すとつぶれちゃうし。仕方ないので押しながら竹串で掻き出し作戦。

種が残ってても、多少ドンマイということで(笑)


しかし、やってるうちに金柑が金柑の体を成さなくなってきた・・・こりゃ、かなりドンマイだな。

無惨に潰れた金柑と、かきだされた種の山。



この金柑に半分の量の砂糖(グラニュー糖)を加えて、ひたひたの水で煮ます。

半分の量・・・今回は金柑が600gなので、砂糖はその半分の300g。
って、簡単に考えていたけれど、グラニュー糖を実際に計ってみたらこんなにこんもり!

うわぁ〜、これはカロリー高いわぁ・・・!

今まで何にも考えずに食べてたけれど、これからは食べるときにはこのグラニュー糖の山を思い浮かべることにしよう。。。

そうしたら、きっと控えめになるよね。



ということで、しばらくグツグツ煮て、味がしみこんだら冷まします。
そのまま、おやすみなさい(o_ _)o

明日の朝には、どんな味になってるかな? 初めての金柑の甘煮、出来映えが怖いような恐ろしいような・・・(笑)



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2012年1月6日

地域資源の会

地域資源の会・・・というとなにやら物々しいのですが、要はお正月休みに実家に帰る人、田舎に遊びに行く人が結構いるので、それならその田舎や地元の名物をお土産に持ち寄って新年会しましょ、という会のことです。

職場内のリアル&自称若手で開催されるこの会は、今年で3回目。

都合で早く帰らなければ行けなかったので、今年の会には私は出れなかったのですが、どんな「地域資源」が持ち寄られているのか興味津々だったので、帰る前に差し入れの「すず音」(一ノ蔵の発砲日本酒)と「さいボール」(埼玉県産米で作ったどぶろくと埼玉名物「盆サイダー」でつくったハイボール)を持って会場を覗いてみました。

「新年会」なので、飲み物は何が出てるかな~と見ると・・・

一番左は勝沼のワイナリー・大和葡萄酒㈱が作っている「ミネラル甲州」というスパークリングワイン。確か甲州名物アワビの煮貝を作ったときにでる貝殻から作られる肥料をつかって育てたブドウからミネラル分の高いワインを作ってる・・・んじゃなかったかな?

真ん中は埼玉・深谷の名物「深谷ねぎ」を使ってつくられた焼酎「ねぎらい」。

右側は、北アルプスの伏流水で醸された安曇野の地酒「大雪渓」です。


「相模原市の水」(名称は募集中だそうです(笑)~)なんてのを持ってきた人もいました。チェイサーもしくは焼酎かなんか割るのにいいかも(^^)v
食べ物は・・・というと、意外とお酒のお供になるようなものは乾き物が少々しかなくて、
お菓子が多かったです。

下の写真は、一番左が栃木県大田原市にある道の駅「那須与一の郷」のオリジナル一口ようかん・・・う~ん、ようかんをつまみに日本酒というのは、なかなかにハードかも。

真ん中は宇都宮の「餃子せんべい」。
せんべいもおつまみになるけど、餃子そのものもおつまみに欲しかったかも?

そして右側は信州・諏訪湖周辺の「真澄」「神渡」「舞姫」といった地酒を使ったケーキ。
日本酒に日本酒ケーキ・・・これは、なかなか強者だなぁ(笑)


 私が会場に行ったときにはまだ会が始まる前で、持ち寄り品がまだまだ集まってなかったので、あまりご紹介できませんでしたけど、鎌倉ハムのソーセージは食べられるようにお皿に盛られていたので見ただけではよくわからなくなってましたし、私が退散する頃に「横浜・崎陽軒のシューマイ」とか持ってきた人もいたので、その後いろいろ食べ物は増えたかもしれません。

次回は、写真だけじゃなくて、実際に参加して食べたり飲んだりした感想もブログに載せたいものです・・・

2012年1月4日

初詣~府中・大國魂神社~


毎年1月2日には、私の母方の一族がゴッドマザーのもとに大集結。

一族のゴッドマザーこと大おばあちゃまは、御年97歳。未だ目も耳も足腰もアタマも大健在で、このまま何歳でも生きられるんじゃないかっていうくらい元気なんです。

また、この家の叔父さん叔母さんはすごくもてなし上手つきあい上手なので、毎年親戚がみんな喜んで集まって大宴会・・・(笑)

今、叔父さんは小倉に単身赴任中なのですが、今年は焼酎の耶馬美人と甕雫(本当に甕に入ってる!)それに八幡(北九州市)のかば田の明太子をお土産に合流です。

耶馬美人は大分の旭酒造という蔵元が作っている焼酎です。

かつて第6回国税庁鑑評会において「日本一」の 栄誉に輝く 「ライス・ブランデー」と称される焼酎でありながら、年間製造石数は600石 (一升瓶 で6万本)と大変少ないので、なかなか手に入らないそうなんです。

また、甕雫は宮崎の京屋酒造という蔵元が作っている焼酎で、原料には自社栽培の宮崎産紅寿甘藷という紅芋を使って、皮を一つ一つ丁寧にむいて大甕でじっくりと仕込んで蒸留しているんだそうです。

男性陣はさっそく明太子や叔母さん心づくしのごちそうでビールや焼酎飲みまくりです。



さて、私は家族を車で連れてきていたので、運転があるので飲めません(;_;)。

しばらくは飲んべえ達につきあっていたのですが、ウーロン茶とごちそうでお腹が満たされたところで、同じように飲めない・飲まない親戚10人ほどで、すぐ近くにある大國魂神社に初詣に出かけることにしました。

大國魂神社は、東京都府中市にあって、111年に創建といわれる古い格式ある神社です。

645年大化の改新の時には武蔵国府をこの境内に置いたそうで、東側にある「武蔵国衙跡地区」は国の史跡に指定されているそうです。

また、1062年前九年の役の時には、源頼義・義家親子が戦勝祈願にケヤキの苗1000本を寄進し、それが現在国の天然記念物に指定されている「馬場大門のケヤキ並木」(参道にずっとつづいてます)の起源となったり、源頼朝が妻・政子の安産祈願をするなど、由緒正しい神社です。



イヤ、やっぱりメジャーな神社は参拝者の数もハンパないな、と思いました。。。

TVでよく話題になるような明治神宮とか浅草の浅草寺、芝の増上寺なんかには及ばないのでしょうが、2日になっても参道は人であふれかえっていて、しっかり警備員さんや警官による入場制限が行われています。

おかげで、境内はわりと余裕を持ってお参りできる感じで、よかったです。

だから、中門をくぐるまでに相当並んで待たされるのですが、そこは日本人ってすごいですよね。

文句も言わず、割り込みなんかもなく、まったく混乱もせずに整然と並んでいるんですよね・・・自分も含めて(笑)





待ってる間は、参道の両脇に屋台がずら~っ!
威勢のいいかけ声と美味しそうなにおいがぷ~ん☆

みんな、行きは並んでるから我慢しながら良さそうなお店を物色しておいて、帰りに目星をつけておいた屋台に行くというわけ。



屋台も、オーソドックスな綿菓子や大判焼き、焼きそばとともに、今年はやっぱりB級グルメネタの屋台が結構出ていました。流行り、なんですね~☆

あちこち屋台を冷やかしたりしながら、人混みの割にはのんびりゆっくり(人混みでさくさく歩けないせいもあったけれど・・・)お参りができました。



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