前回ブログに書いた「金柑の甘煮」、こ〜んな感じにできあがりました。
あとはタッパーに入れて冷蔵後に保存、ちびりちびりと食べるだけ〜♪
ちなみにお味は、初めて作ったにしてはなかなか美味しくできあがりましたよーo(^-^)
私は日頃食べる専門で作る方は大のニガテなので、金柑の甘煮ひとつ作るだけで、ブログが1回書けてしまうくらい大騒ぎなのですが(^◇^;)、うちのばぁちゃんは今年もいろいろと拵えてます。
まぁ、材料について、うちの庭や畑でいろいろと穫れたり、ご近所親戚からいろいろといただいたりするからというのもあるんですが・・・
畑でとれた白菜を漬けたり生姜を甘酢に漬けたり、といった漬け物系は毎年の定番として。
今年はうちの畑で、生姜が甘酢漬けだけでは消化しきれないくらい山のように穫れたのと、地元の友達が沼田のリンゴ園で1本のリンゴの木のオーナーをしているので、そこにみんなで行ってりんご狩りをして、どっさりリンゴをいただいたので、その生姜とリンゴを使って「リンゴ入り生姜の甘煮」(本当は生姜入りリンゴジャムだった・・・はず)をどっさり作りました。
これは、生姜嫌いの私でも紅茶にせっせと入れて飲むくらい、生姜も気にならないし体も温まるし、の逸品でしたね〜☆
他にも、うちの地元(特に日高市)は「マロンの郷」栗の産地なので、近所の直売所でオジサンにオマケしてもらった特大の栗で、ブランデーを使った栗の甘煮(マロングラッセともいうのでしょうか・・・?)と栗100%のきんとん(これも、栗鹿の子とでもいうのでしょうか・・・?)。
市の「グリーンツーリズム」の一環で参加した「干し柿の会」で、せっせと干し柿を作って、しばらくベランダがつるされた干し柿だらけだったし。
家の庭でキウイが大量に採れたので、今年もキウイジャムをたっぷり。
そして、ご近所にこれもご自宅の庭でとれたという柚子をたくさんいただいたので、柚子ジャムをいっぱい作るとともに今年も「柚べし」を作りました。
というか、「柚べし」の副産物が柚子ジャムだったりするんですが・・・
写真、ちょっとぼけぼけですが、上側の食べ物が「柚べし」です。
(ちなみに下側は「錦玉子」。)
昨年の、ちょうど今頃作ったものです。
(ちなみに下側は「錦玉子」。)
昨年の、ちょうど今頃作ったものです。
ここでいう「柚べし」というのは、よくおみやげなんかで見かける仙台の「くるみゆべし」とか「胡麻ゆべし」とは違います(そちらは柚子を使わず、「油べし」と書くようです)。
また、石川の丸ゆべしや愛媛の棒ゆべしのような、柚子ともち米や上新粉を使った贅沢&上品な和菓子の「ゆべし」とも、全く違います。
どちらかというと、酒肴にあっている珍味・・・?
長野県天龍村で作られている、ゆずをくりぬいた中に味噌やクルミを詰めて作る保存食とか携行食の「柚餅子」に、すごくよく似てます。
作り方は・・・
①ユズは水洗いして水気を拭き取り、ヘタの方をフタになるように横に切り落とし、スプーン等で中身をくりぬいて器(ユズ釜)にします(このときにくりぬかれた中身がジャムになります)。
このとき、結構フタと器がバラバラになっちゃうので、要注意(?)
②むきくるみを荒く刻み、味噌にみりんとクルミを合わせてよく練り合わせて、器(ユズ釜)に詰めてフタをします。詰め過ぎると蒸かした時に中身が吹きこぼれてしまうので少し控え目くらいで丁度良いみたいです。
④キッチンペーパーなどで巾着形に包んでタコ糸で縛り、雨や日光を避けて風通しのよい軒下などに1~2ヶ月間吊るして干します。
⑤完成したら紙をはずしラップで包み直して冷蔵庫で保存します。約1年くらい保存可能。
今、うちでは2階のベランダの軒下に、キッチンペーパーに包まれた「柚べし」がずらーっと並んで干してあって、柚子と味噌の匂いが入り交じってぷんぷん漂っています(笑)
洗濯物や布団を干しにベランダにあがると、作業中にごんごんアタマにぶつかって、髪の毛にまでその匂いがついてしまいます。。。
それもまた、「手作りしてるぞ感」たっぷりで、なんだかいい感じなんですけどね~
そんな状況が、だいたい2月中~下旬まで続くと、いい具合にきゅーっと干されて「柚べし」のできあがりです。
味は・・・濃縮された味噌の味でしょっぱいですが、その中に入っているクルミの香ばしさと、漂ってくる柚子の香りがなんともいえません。
お酒、特に日本酒がすすんじゃいますね~☆
さて、昨年作ってちびちび消費してきた「柚べし」も、あと残りわずかとなりました。
大事に食べながら、今夜も一杯・・・?
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