2012年1月1日 うちにも穏やかなお正月がやってきました。
昨年は、3.11の未曾有の大災害をはじめ、いろいろなことがありました。
今日、新たな年を家族そろって迎えられた幸せをかみしめています・・・
さて、毎年、うちは年末から妹がダンナや子供たちを連れて「帰省」してお正月を迎えます。
年末はそのお迎え準備とお正月準備で大わらわなのですが、それでも何とか区切りをつけて、必ず地元・飯能の能仁寺の除夜の鐘に行きます。
能仁寺というのは禅宗の古刹で、明治維新で上野の彰義隊脱退者で組織された振武軍が本陣をおき、「飯能戦争」の舞台となったお寺です。
今でもその時の銃弾の跡が残っていたりします。
ここは、除夜の鐘をつくのに1回500円かかるのですが、それでも毎年大人気で長蛇の列です(笑)
檀家の方が毎年熱々のおそばや甘酒のお振る舞いをしてくださるので、初参りのあと暖かい火のそばで地元の人たちと歓談しながらいただくのも、小さな町の楽しみといったところです。
それから、今度はお寺ではなく神社に初詣ということで、そこから少し離れた中山というところにある天神様にお参りをします。
慶長年間にこの一帯を治めていた豪族、武蔵丹党中山氏の館がこのあたりにあったのですが、その頃に天神社として勧請したということです。
以来、村の鎮守ということでお祀りされています。
ここでも甘酒のお振る舞いと、おたき上げの暖かい火、そして年明けを祝うお囃子があります。
家にはだいたい1時半くらいに帰り着いて、ちょっと仮眠をとり、それから初日の出を観に行きます。
うちの近所には平野に面した山がいっぱいありますから、初日の出スポットには事欠きません。
能仁寺の裏手にある天覧山(明治天皇がここから陸軍の演習をご覧になったということから、この名がついた)という小高い山があって、うちの市長は毎年賑々しくここにやってきて、初日の出を参拝します(笑)
私は、昨年の初日の出はちょっと遠出して日高の日和田山というところに登ったのですが、今年はもともと胃が痛くて調子悪かったところに、窓の外に広がる曇り空を見たとたん、思い切りダウン。
他の人は見に行ったのですが、私は今年は初日の出断念でした・・・。m(_ _)m
写真は、昨年の初日の出です。ゴメンナサイ(^^;)
初日の出隊が戻ってきて、全員がそろったところで、先祖代々のお仏壇に新年のご挨拶。
それから、ごちそうを並べて全員で新年の乾杯です。
このところ、毎年おせちのうち黒豆、錦卵、伊達巻き、栗きんとん、煮豚、筑前煮、きんぴらは自分でがんばって作ってます。
栗きんとんは、今年ばあちゃんが「栗100%」のきんとん(小布施の栗鹿の子にそっくり!)を作ってくれたので、私はオーソドックスな芋と栗のきんとんにパイナップルを入れてみました。
すると、くちなしの実を入れなくてもきれいな黄色になる上、ちょっと酸味がきいて洋風な感じになって、結構子供にもウケがよかったです。
お酒は、おとそ代わりに日本酒で新潟の緑川。あとはお好みでビール、ワイン。
ワインは、じいちゃんが買ってきてくれたオーストラリアの貴腐ワイン。
いただきものの「自宅でとれた無農薬のグレープフルーツ」がいっぱいあるので、それを絞った「生グレープフルーツサワー」も。
途中、お汁粉タイムも挟みつつ、一日中入れ替わり立ち替わり、飲んで食べてしゃべって・・・
みなさん、まったりのんびり、いい元日でした(笑)
2日3日は、今度はこちらが親戚まわりです。特に2日は私の母方のゴッドマザー(96歳!)がまだ健在なので、年に一度の一族郎党大集結です。
4日には仕事始め。あっという間にお正月も過ぎてしまいますね。。。
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