そんなもん、他の地方の方たちにとってみれば「へ」みたいなもんで、そんな程度で交通機関は麻痺するし、スリップ事故は多発するし、けが人は続出するし・・・なんで首都圏はそんなに大騒ぎになっちゃうの?といったところでしょう。
ま、たぶん原因の一つは、もともと関東は九州北部以上に雪の降らないお土地柄だっていうこともあるんでしょうね。
冬は西高東低の気圧配置で、日本海側から山を越えてやってくる冷たい空っ風と雲一つない冬晴れの日々。
放射冷却現象で明け方には地表の暖かさがすべて空に逃げてしまうという・・・(笑)
この雪がやってくるまでは、都内で35日連続の「乾燥注意報」が発令されていたくらいですからね〜☆
だから、日頃から雪への備えなんてしていないです。
うちは山の中にあって「冬場凍結注意」な場所に住んでるから、毎年冬になるとスタッドレスタイヤに履き替えるけど、フツーはスキーにでも行かない限り、スタッドレスもチェーンも必要ないし。
滑り止め付きの靴なんて売ってもいないです。
そして、道路に融雪装置なんてついてるはずもなく・・・
で、雪が降ろうが凍り付こうが、私も含めてしっかり雪氷を侮って普段通り(悪くても雨の日並み)の生活をしようとするところにムリがでちゃったりするわけで・・・(^◇^;)
で、昨日の夜。
「雪が降る」という予報ではあったので、仕事をしながら時々webで状況はチェックしてたんですよね。
でも、「お天気ポイント予報」では降っている情報はなかったし電車の運行状況も異常がなかったので、まーだ大丈夫だろうと高をくくって残業してたんですよね。
で、途中でお手洗いに行こうと席を立ったら、向こうからあわててやってくる後輩の姿。
ええええ〜! あわてて窓のブラインドの隙間から外をのぞいてみると・・・
直径5cmくらいはありそうな牡丹雪が、わさわさ降りしきってる・・・!
やばい!雨風雪にめっぽう弱い首都圏のJR。止まってしまったら最後、職場周辺からの脱出手段がない。
電車がいつ止まってしまうかとひやひやしながら、なんとか自宅最寄り駅に着いて降りてみると・・・
降っているのも、雪というよりは細かいみぞれ?が、ほんの少々。
かえって足元の雪が融けてびちゃびちゃで、ブーツの中にまで雪水が浸みてくる始末。
駐車場から愛車に乗ってとりあえず走りだすと、それでも自宅のある山に近づいてくると、それなりの雪の量。
慣れない雪の山道をのろのろスタッドレスタイヤで走りながら、これは朝になると道路がガチガチつるつるに凍りそうだな~と案じてしまいました。
************
暗いうちから、雨戸の外でガチッガチッと音がする・・・
あれは、近所の人が道路の氷をシャベルでたたき割っている音だ!
あわてて雨戸を開けて外に飛び出してみると、果たして近所の人が何人も道路に出てきて途方に暮れています。
というのも、うちの集落は山の斜面にあるので、道路はみな坂道を下ることになるのですが、それが案の定ガチガチつるつるに凍り付いて、「スケートリンク滑り台」になってしまってる☆
その上、うちの辺りは谷間にあって、ちょうど今頃の季節は出勤時間ぎりぎりくらいまで陽がささないので、なかなか氷が融けないのです。
近所の人が塩化カルシウムを撒いてくれたりして、やっとなんとか車が行けそうになると、近所の人たちが次々にスタッドレスタイヤを履いた車でそろりそろりと出発。
私も、スリップしてせっかくの新車をぶつけるのはゴメンなので、滑らないように路面を踏みしめるような感じで、そろりそろりと走り始めました。
その頃にはやっと朝日が差し込み始めて、凍った雪に光がきらきら弾けてすごく綺麗・・・なんだけど、ゆっくりみている余裕もなく運転して、県道まで降りてみたら。
みんな同じようにこわごわとそろりそろりと運転しながら出勤しているもんで、町までの一本道の県道がものすごい大渋滞!
結局、駅まで通常の倍近く時間がかかってしまって、いつもより余裕をもって早く出たのに、結局いつもより遅く職場につく羽目になってしまったのでした・・・
で、今日は一日晴れて陽がさしていたので、てっきり雪はぜんぶ融けきってしまっているんだろうな、と思っていたのに、夜、仕事が終わって駐車場まで戻ってきたら・・・
車に雪状の氷がびっしりくっついて、フロントガラスがばりばりに凍っていて車が出せない!
霜取りスプレーをかけた上、しばらくデフをかけて暖めて氷を溶かして帰ったので、またまた通勤時間がかかってしまって、無駄に疲れてしまいました。
後から家族に聞いたら、昼間の3時頃、どうも町中「だけ」局地的に牡丹雪が降ったらしい・・・
そんなことって、あり~? ぴかぴかの星空を見あげながら自然の不思議に首をひねってしまったワタシでした。。。
にほんブログ村
にほんブログ村 お気に召したならクリックよろしくです!