横浜さんぽ

先週、珍しく２日ほど横浜でのお仕事が入りました。

仕事自体は、ずっと事務所内に缶詰の事務作業で何の面白味もないんですが、なんたって場所が横浜の馬車道！

横浜スタジアムのある関内から海側方向、みなとみらいにほど近い、文明開化のにほひがまだそこかしこに残っている由緒正しき場所柄なので、何とか時間を見つけてふらふらできたらなぁ～、と内心楽しみにしていたのですが･･･



１日目、雨～。

しかも、前日までに妙な暖かさとは打って変わって、１２月下旬並みのむちゃくちゃな寒さ。

朝、出かけるときには雨ではなくてしっかりとした霙が降ってるし、車のフロントガラスを見るとシャーベット様のものが積もってる。

もしかして夜中に初雪が降ったのかもしれない･･･？

横浜の港沿いと埼玉西部の山の中とは、さすがに気温気候は違うでしょ、と気を取り直して出勤してみると・・・果たして横浜はフツーの雨。でもやっぱり相当に寒いけど。

今回は同僚と３人で来ていてある程度「団体行動」なので、朝やお昼はなかなか自分の自由にふらふら･･･というわけにはいかず。

しかも私以外は男性なので、せっかく仕事場所の近くに気になるオーガニックカフェとかレトロなカフェレストランとかがあっても、行ったのは結局居酒屋定食～☆

ま、チェーン店ではなくて、お店の内部も中二階があったり港風味を醸し出したりしていたりと、なかなかに面白いお店ではありました。

定食自体は、一緒に行った男性は「アジフライ定食はイマイチかな」と言ってました･･･私は肉豆腐定食でしたが、味が濃いめだったかな。



さて、この日は仕事が思ったよりも早めに片付いたので、建物の入り口で同僚と別れ、さて、ふらふらしようかな～･･･と思ったけど、雨が若干残っている上に寒い～！

明日も同じ場所で仕事あるし、また明日ふらふらすればよいか～と、あっという間に気持ちは萎えて･･･

横浜市営地下鉄の馬車道駅に向かいながら、ふと見ると、夕闇の中に浮かんでいる１件のお店。

入り口ドアは昔懐かし磨りガラス。クリスマスリースが飾られて、ドアの脇の素朴な木枠のガラス窓には、これまた素朴なクリスマスツリー。

何のお店だろう？
近寄ってみると、窓の下の方に「CEYLON　TEA」。

どうやらセイロンティーを売っているお店らしい･･･けど、お店の外には何も表示がない上、お店の中がよく見えないので、そこでお茶が飲めるのかどうかよくわからない。

え～い、思い切って入ってしまえ☆

というわけでドアを開けて入ってみると、中にはケーキの並んでいる小さなショーケースとついたてで仕切ったテーブル席。

そこでケーキと紅茶の葉の販売もするんだけど、店内でお茶とケーキを楽しむこともできるらしい。

２階席に通されると･･･おやおや、他にお客さんだ～れもいません！

まぁ、時間的なこともあるとは思うけど、あの入り口の入りにくさったらないですもんね～（笑）

おかげで写真は取り放題（笑）

外側から見てもレトロ･･･というか素朴というか、古い建物をそのままおしゃれに活かしている感じ。窓の木枠の古びた感じがとてもよいです。

メニューはバナナとか木の実をつかった素朴な手作りのケーキやアジア風の軽食とセイロンティー。単品もセットもＯＫ。

ここまでたいした距離を歩いてないのに、なんだか寒くて冷えてしまったので、私はいちごジャムとクロテッドクリーム付きの焼きたてスコーンと熱々の紅茶のセット１２００円を頼んでみました。

出てきたのは･･･なんと１人前なのにお盆が２つ！

ひとりで４人用のテーブルの半分を占拠しちゃってる（笑）

ポットカバーを取り、暖まっているカップに熱々のセイロンティーを注いで、両手に挟んで暖かさを楽しみながら一口すすってみる。

ちょっとクセのある紅茶の香りがなんとも喉にしみわたって、生き返る感じ。

スコーンもちゃんと焼きたてのほかほか。ジャムとクリームをたっぷりのせて口に入れて･･･

う～ん、美味しーい☆

窓からは、横浜・馬車道あたりの夜景と喧噪。

誰にも邪魔されない至福の時間を送ってしまったのでした♪

で、２日目～

・・・は、長くなってしまったので、また次回～☆

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