2011年7月22日

MA-ON ~2011台風6号~

朝、バケツをひっくり返したような雨の音に目を覚ました。
まだ寝ぼけまなこな私の耳にばあちゃんの声 「あんた、車の窓開いてるよ!」


げげっ!思いっきり目が覚めた。
そういえば、前の夜やたらに暑かったのでサンルーフまで全部窓開けて車走らせてたんだっけ・・・

やばい、車の中が水浸しだ・・・青くなって飛んでいくと、幸いなことにサンルーフは閉まってた。
けど、サイドの窓は全開。雨が吹き込んでハンドルとシートはびちょびちょ。
ついでに家から車までの間に自分もパジャマのまま、ずぶ濡れ。


私は思いきり寝とぼけていたので気づかなかったけど、どうやら夜半から土砂降りの大雨だったらしい。
ふと気づくと、家の前の道は山から川の方向へ雨水が大量に流れ下っている。

道が多少低くなっているところはすでに池と化し、排水口が逆流して噴水のように水を噴き上げている。

家の裏の、つい先日まで蛍が飛び交っていた川も・・・





















ご覧の通り、すっかり増水してしまっていた。

このすぐ右側には家々、そして山が迫っている。
よくよく考えたら、このあたりは土砂崩れ危険地域に指定されて、市役所発行のハザードマップに載ってたっけ。

10年くらい前の豪雨の時には、うちは大丈夫だったけど、すぐそばの家の庭先まで土砂で埋まったことがあったなぁ・・・
















暑さから避難してまったり過ごした本流の川岸も・・・
何もかも渦巻く濁流に呑み込まれてしまっていた。



忘れてはならない、自然の猛威。