2012年5月20日

それでも荒船山

八王子城で「低い山でも侮ってはいけない」ことを一応身に染みた私。
それでも、今度は群馬県と長野県の県境にある荒船山に、地元のお友達と6人のグループで出かけることにしました。

連休以降しばらく続いていた不安定な天気(それも竜巻やら雹やら・・・!)もこの週はすっかり落ち着いて、多少薄曇りのいい天気。

お友達の運転するエルグランドにみんなで乗り込んで、、上信越道下仁田ICからR254を通って一路内山峠へ。

無料駐車場に着いてみると、すでに満車状態。どうも団体さんまで来ているらしく、数台の観光バスまで停まってる・・・

駐車場の入り口で途方に暮れていると、そこで暇そうに立ち話をしていた観光バスの運転手さんが突然、「こっちこっち」と頼みもしないのに誘導をし始めて、素人ではなかなか停めないような場所にうまく停めさせてくれました。

さすがプロ。

おかげで駐車場難民になって路頭に迷うこともなく、さくさくと登山道に入ることができました。
!(^^)!



 この右側の写真が、荒船山。
山頂部が南北約2km、東西400mの溶岩台地で、この形が荒波にこぎ出した船のように見えることから「荒船山」、別名「軍艦山」ともいうそうです。

この端っこが高低差200mの垂直に切り立った艫岩です。この艫岩を望む展望台が本日の目的地。

あれを登るんだ~・・・
最初からくじけかけながら登山道に入ったとたん、もっとくじけさせる真ん中の写真の看板・・・

迫力満点「クマ出没注意」



まぁ、本日はお日柄も良く登山道には人が結構入っているらしいし、熊よけ鈴もリュックにつけているし、わいわいおしゃべりしながら登っていけば熊も近寄ってはこないでしょう。。。


・・・ということで、登山道は写真の通りしばらく緩やかなアップダウンの尾根道を行きます。

こんな道ばかりなら楽ちんでいいなぁ~、と思いながら一行の最後尾でのんびり携帯で写真を撮りまくりながら歩くこと1時間ほど。。。



いきなり目の前に切り立ったこんな奇岩の風景が出現しました。



ここは昔の修験道場の跡らしく、お堂らしき建物の礎石が残っています。

この左の写真、友達の1人がこの奥に何があるのか見に行っているのですが、道を少し下がったところにはもう少し大きな洞穴があって、小さな石塔のようなものがいくつかあるということでした。

ちょっとブキミな雰囲気だったのでスルーすることにして・・・

また小刻みに登ったり下ったりを繰り返し15分ほど緩やかに高度を上げていったところで、今度はこんな立て札。




切り立った岩の上の方から流れてくる小さな小さな沢なのですが、荒船山を訪れた修験者がこの沢の水を一杯すくって口にしたことから「一杯水」というそうです。

この「一杯水」を過ぎると、道は先ほど見た切り立った艫岩の上に向かって、一気に登りになります。





人がひとり通るのがやっとの道、足元も岩場となり石がごろごろして歩きにくくなります。

所々、鎖場やロープ、はしごで登るような所もあり、つま先を引っかけられる岩を探しながら崖みたいな道を登るところもあったりします。

・・・私はお猿な質なので、こういうのが楽しくて大好きだったりするんですが(笑)




しばらく左の写真のような切り立った岩の景色を見ながら、その上に向かって岩場道を登ってしばらくいくと、突然急に開けた平らな場所に出ます。

これが「軍艦山」の「甲板」に当たる部分なんだそうです。

一見、なんの変哲もないフツーの林に見えてしまうのですが、実はその端は急に切り立った断崖絶壁になってしまうので、とても危険なんです。




以前、クレヨンしんちゃんの作者の臼井義人さんが荒船山で亡くなった事故がありましたが、どうも右側の写真の場所がそうなんじゃないかな、と思います。

これ以上人が行かないための目印か、木が横に置かれています。

この横に置かれた木の所には、ひっそりと小さな「しんちゃん」の人形が置いてありました・・・

携帯の写真ではうまく雰囲気が伝えられないのですが、この木のところまで来ると、真ん中の写真のように足元が急に絶壁になって、怖くてぞくぞくします。

この場所のあたりを少し離れた展望台から見ると、右の写真のような場所です。
艫岩のてっぺんだと思います。

しかしながら、「甲板」の上は引き続きのどかな林の中の道が展望台まで続いています。

そして・・・本日の目的地、艫岩展望台です!

ここまで来ると急に周囲に展望が開けて、今日は白く霞んでしまって写真にはうまく写らなかったのですが、遠くに白根山や浅間山が見えます。

登山者も結構来ていて、思い思いの場所で写真撮影をしたり、すでに昼食をとっているグループもありました。 



ここでちょうど11時半くらい。

私たちのグループもここでお昼にすることにしました。
いつものとおり、ワンバーナーでお湯を沸かして、おにぎり&カップラーメン。そして、食後の熱いコーヒー・・・


う~ん、しあわせ!

いつもこの一杯が美味しくて山に登っちゃうんですよね~(笑)


そして、おしゃべりしながらゆっくりくつろいだ後は、元来た道を一気にサクサク下って、いちもくさんにもう一つの楽しみ、温泉へ!

これがあるから、山の中に住んでいるくせに誘われるとほいほいハイキングに行っちゃうんですね。。。

今度はどこに行こうかな・・・?

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2012年5月1日

春を探して・・・

今日は5月1日。

このところずーっと1年で1番忙しい「仕事のかき入れ時」を迎えていて、1日に1枚ずつ載せている写真ブログ「写真置き場~Photo box~ http://natchdes2.blogspot.jp/」の方は、なんとかかんとか毎日お守りしてUPしていたものの、こっちのブログまでは手が回っていませんでした~☆

で、一段落してふと見てみると・・・あらら、最後にUPしたのは4月1日。
つまり、1ヶ月間まるまる放置しちゃってた!

この間、いろいろとネタはあったものの、しばらく放置していた分なんだか自分的にもこのブログを書くことにハードルが高くなっちゃってました。

で、まずはリハビリということで、簡単にうちのまわりで見つけた春をのせてみようかな・・・なんて。



この1ヶ月ほどの間に、山の中にある我が家のあたりも下界から若干遅ればせながら春がやってきました。

そして遅れた分、一気に梅が咲き桜が舞い、山や原っぱや土手に小さな春がいっぱいやってきては通り過ぎ・・・あっという間に初夏の装い。


 


この桜は、うちの裏山に咲く山桜。
まわりはもう新緑のまっただ中に、ほわっほわっと薄桃色の花が山を彩っています。

山の下の土手に沿った道を歩くと、土手のコンクリートの合間からしぶとく顔を出している春の草花たち。

小さく、目立たず、人知れず・・・でもものすごい生命力のオーラを放ちながら。




私の場合、草花にまっったく(!)疎いので、写真は撮ったものの何の花なのか全然わかりません(^^;)

でも、右側の写真の草の茎のぽわぽわ、なんか惹かれるものがあって、何枚も何枚も写真をとってしまいました。


山の斜面からは、じわーっと山の水が浸みだしてきてチョロチョロと小さな流れをつくり、それが集まって沢になって川に流れ込みます。

この写真は、その山水が浸みだして流れを作り始める場所。

この水が流れ込む川は、海に流れ込む荒川の支流のまた支流に当たります。
・・・ということは、この水もいつかは海にたどり着くのでしょう。

この場所は、荒川という大河の源とも言えるわけです。



山水のおかげでじわ~っと湿気が高い場所ですが、こんな所にも確実に春は訪れて、水玉を含みながら緑が萌えだしています。


私の住む集落の家々の庭先にも花々が咲きそろってきました。



この中で左の写真のゆきやなぎぐらいしか判らないのが哀しいけれど・・・

知らない間に季節が移ろっているんだなぁと、こうして回りながらゆっくり写真を撮ってみて、実感。

普段は車を使って慌ただしく通り過ぎてしまうので、目に入っていなかったけれど、こうして足元を見つめ直してみるのもたまにはいいものですね。


さて、多少はリハビリになったかな・・・
このブログも、1ヶ月間も放置してたからアクセスもなくなっちゃっただろうなと思っていたら、案外毎日コンスタントにアクセスがあったようなので、ちょっとこれから気合い入れて記事を書くようにしようかな~と思います。

・・・なんて宣言しておいて、また放置になっちゃったら、ゴメンナサイ  m(_ _)m



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2012年4月1日

ザクとうふ・・・?!

今日、スーパーでこんなもの見つけました・・・


ザクとうふ・・・???

ザクって、機動戦士ガンダムシリーズにでてくるMS(モビルスーツ)だよね。。。

といっても、私はガンダムそんなに見てなかったので、たくさんあるザクの見分けなんかつかないんだけど・・・

でも緑色でずんぐりむっくりなザクのイメージくらいはアタマの中にあったので、ついつい買ってしまいましたとさ(笑)



 これがその、ザクとうふの個包装。

ちょっと切れちゃったけど、袋の右端にはマシンガンを構えるザクの絵なんかも入ってます。

袋自体では、あんまり「ザク」とか「ガンダム」~!って強烈に打ち出しているわけではないなぁ・・・

まぁ、スーパーにはガンダムファンとかばかり来るわけではないし、お豆腐の購買層も、ガンダムとのコラボで販路は拡大する狙いはあるにしても、主力は一般主婦だもんね。

こわーい主婦サマ達のご機嫌を損ねない程度に・・・の配慮なのかしら?



袋を開けると・・・中からはザクの頭が出てきました~(笑)

イヤ、ホントちょっと笑いました。一瞬、緑のUFOかと思った。

この「ザク頭部型」容器をひっくり返して、底のシールをぺりぺりとはがすと、中からこれまたザクのボディカラーにちなんだ緑色の「枝豆とうふ」が出てくるっていうわけ。


さて、我が家でも台所にて、ザク発進!
・・・やっぱりどう見てもUFOだな。。。

で、古代遺跡のあるというレタスの緑濃きサラダ密林の中へぷるんと飛んで・・・



着地失敗! (笑)

でも枝豆の味がしっかりしていて、ポン酢風味のドレッシングで食べたら美味しかったですよ。
ちなみに、密林はレタス、アボガド、キウイ、トマトが生い茂っておりました(笑)


ザクとうふに関しては・・・
http://sagamiya-kk.co.jp/zaku/
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20120327_521800.html

ちなみに、シャアザクだとやっぱり唐辛子味になるのかしら・・・(?)



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2012年3月29日

塩山にて

さて、ワインカーブから外に出て、同じシャトー・ルミエールの、今度は別棟の醸造場に連れて行っていただきました。

ここのことは、同じワイナリーのことだし、本当は先日の「ワインカーブ」に追記しようかなと思ってたんですが、まぁそれもネタとしてもったいないので(笑)今日のブログに。



この写真の奥にちらっと見えるタンクで発酵したワインを樽に詰めるのだそうですが、今はシーズンではないので作業はやっていません。

手前の方にずらっと斜めに並んでいるのは、ワインのビンの底です。

ここのワイナリーではスパークリングワインも作っています。

そのスパークリングワインをビンに詰めた当初には、中にいろいろと沈殿しやすい成分が含まれているので、ビンを逆さにしてくるくる回しながらしばらく置くと、ビンの口のところに「澱」として出てくるそうです。

これを機械にかけて、ビンの口の所からとりだして、より沈殿物の少ないワインに仕上げるのだそうです。


この近辺のワイナリーもそうなのですが、ここシャトー・ルミエールもブドウ農場のある山の中腹にあるので、ここで作られたワインと美味しいお料理を楽しむことの出来る、展望のよいレストランを併設しています。

行ってみると、え、これが?というような和風の門構えに和風のお庭。



建物自体は新しく建てられた、木の質感を活かしたすてきな洋風。

入り口を入るとおしゃれで広めなワインショップになってます。

ホントは思わず2~3本買いたくなっちゃったんだけど、この後他に寄る予定もあったので断念。後日ネットで買おっと・・・

ワインショップの左手にガラスの扉があって、そこがレストランの入り口です。

中にはいると、奥側の大きな窓から外の和風のお庭と、その向こうの景色がよく見えます。
お庭には、このシャトーとレストランのシンボルでもある大きなけやきの木。

残念ながら先日途中から折れてしまったそうなんですが、樹齢900年くらいの直径数メートルありそうな大木の幹と数本の枝がそびえ立っています。

折れる前は相当大きな木だったんだろうなぁ・・・
右側の写真の窓の外に少しだけ映っています。

初めて行った上、食事はしなかったのでお料理の方はわからないのですが、ロケーションは抜群でした。ワインは別の時にいただいたので、味は保証付き(当てにならないかも・・・笑)です。

ぜひHPでご確認の上、塩山近辺にいらっしゃるときには寄ってみてください。
ワインはHP上でも購入できるようです。
http://www.lumiere.jp/


本当はこの日、こんな素敵なレストランでお食事もしたかったんですが・・・

ワイナリーは町の郊外にあって、仕事は町中で午前午後缶詰でしたので、この日のお昼は仕事場所のすぐそばでサクッとすませました。

といっても、なんとなく鄙びた感じの駅前でお店自体もどこに何があるかよくわからないので、仕事でお邪魔した先の方に連れて行っていただいたのが・・・

「何とかつぶれずにがんばっているお店で、応援しているんですよ~」というラーメン屋さん。
「小さな町で、食事に行くところもだいたいいつも決まっちゃっててね~」


店構えは、どこの町にもありそうな昭和レトロな感じ。

で、お店の中に入ってみると・・・これまた懐かし系の「ヤカンが乗った円形石油ストーブ」の向こうに、なぜか、おこた!

そしてお客さんがおこたに入ってラーメンをすすっている・・・www


さすがにお店の一角におこたのある風景は見たことがなかったので、お店の人に断って一枚撮らせていただきました・・・慌てたので、ちょっとぼけちゃった(^◇^;)


本日のオススメのラーメンは?ときくと「今日は五目がよく出てるかな~」と優しそうなお店のおばちゃんが言うので、頼んでみました。

真ん中の写真がその五目ラーメンです。地元の人達が行きつけているだけあって、このままでも野菜のダシと塩味がきいていて美味しいです。

ところが、半分ほど食べ進んだところでまわりを見ると、何人かの人が汁が赤くなるほどにラー油をかけている・・・?! 

・・・私もやってみました。ラー油の辛みをきかせると、それはそれで汁の塩味とマッチしてなかなか美味しかったです。

ただし、入れすぎると喉が痛くなるけど(笑)

塩山の駅から5分くらいの商店街の中にある「日之出屋」さん。がんばってほしいものです☆



連れて行っていただいた方と一緒に、午後の仕事に戻るためにラーメン屋さんから帰る途中、古くからある周辺の商店街や路地をくるりと回ってもらいました。

この街中自体は「観光地」というわけでもないし、田舎の車社会ではむしろ郊外の新しくできた幹線道路沿いの方に人の流れが移ってしまって寂れる方向にある「昔は栄えていた駅周辺」なので、なかなか地元以外の人に宣伝されることもないのですが、古くからの町でもあるので、実はぽつりぽつりと面白い所があったりします。


 


たとえば左側の写真は、現在でも「憩いの家」として使われている昔の学校の校舎だということです。

右側は昭和の時代から続いている映画館。いまでも上映している、ということにびっくり!

ついでに先日商店街で起きた火事の跡まで案内して貰っちゃいました・・・(笑)


塩山の駅前には、実は「甘草屋敷」という昔(江戸時代くらい?)の由緒正しきお屋敷が整備されて開放されていたり、また有名なレストラン等で修行してきたシェフが開業したというおしゃれでリーズナブルなフレンチレストランなんかもあるんだそうです。

やっぱり、地元のいいところは地元の人に聞かないとわからないなぁ・・・
聞いてしまうと・・・今回行けなかったことがくやしくて(?)また来て制覇してやろう☆なんておもってしまうところがミソ?

観光、というかインバウンドというか、なんとなく漠然とヒントになりそうな塩山の街中そぞろ歩きでした(^^)v



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2012年3月27日

ワインカーブ


これまで仕事で甲州ワインのEU輸出プロモーションに関わっていたのですが、今年のプロモーションもなんとか無事(?)終わって、その後の事務手続き関係で、中央線のあずさ号に乗って塩山というところに行きました。


塩山は東京から行くと、八王子からの山を抜けて甲府盆地に入ったところにあります。

現在の山梨県のあたり一帯を古くは甲斐国、別名甲州といい、桃など果物が美味しいことでも知られていますが、特にこの駅のある旧塩山市と旧勝沼町、旧大和村が合併してできた甲州市というところは葡萄の産地としても有名です。

以前から、この甲州一帯が日本でも有数のワイン産地でもあることから、甲州で作られたワインは何でも「甲州ワイン」ととらえられがちなのですが、私が関わっていたのは、その中でも特に日本それも山梨県固有の葡萄の種類「甲州種」で作られた「甲州ワイン」です。

この「甲州ワイン」については、語り出すと長くなるので、またの機会に・・・(笑)



さてこの日、仕事が思いの外早くに終わったので、思いがけず近くのワイナリーにお邪魔して「ワインカーブ」を見せていただけることになりました。

ワインカーブというのはワインを貯蔵したり熟成させたりする蔵のことです。


ワインの保管・熟成には平均気温10~16度、湿度65%以上がよいといわれていて、特に地下では温度や湿度を一定に保ちやすいということもあって、古くからレンガでつくった地下蔵が用いられていることが多いようなのですが、台形のレンガをカーブ状に積んで天井の強度を増し、柱の本数を少なくしながら広い空間を作り出すような工夫がされていたことから、「カーブ Curve」と呼ばれるようになったそうです。

お邪魔したワイナリー、シャトー・ルミエールには、天井は「カーブ」ではないのですがすばらしい地下蔵があります。

というのもこのシャトー・ルミエール、甲州でのワイン作りの草創期である明治18年の創業で、日本初のヨーロッパ形式の地下発酵槽を醸造所内につくったんだそうです。


写真は、その由緒正しき地下発酵槽です。文化財に指定されています。

もともとそれまでは、ワインは木の桶で作られていて、それを馬車に積んで東京へ運んでいたそうなのですが、この地方へも鉄道が開通し、ワインの大量輸送が可能になったことから、以前からヨーロッパで行われていた地下発酵槽による醸造を始めたんだということです。

この地下発酵槽、全部で10槽あるんだそうですが、現在では技術伝承のためにそのうちの1槽だけ使っているそうです。

槽の壁に蔵つきの酵母がいたりするので、ステンレスの槽などで発酵させるのとは、また違った味わいになるそうです。

そして、この地下発酵槽のさらに下に「ワインカーブ」地下蔵があります。

階段を下りていくと・・・ おぉ~!




す、すごい!樽が並んでる~☆

こういうのを見ると、ついついテンションが上がっちゃいますね(^^;)

ここはもともと上の地下発酵槽でできあがったワインを樽に詰める作業場だったそうです。
左の写真の左の壁の下の方に穴が開いていて、壁の中の管を上から流れてきたワインが穴から壁の下の溝に出てくる仕組みなんだそうです。

今でも、使われている1槽だけは、その時期には穴からワインが出てくるそうです。

今は別棟の醸造場で樽に詰められたワインを保管しているそうですが、こういう風景を見ると、ますますワインを飲みたくなっちゃいますよね。


私は、甲州ワインの仕事からはこれで当面離れてしまうのですが、離れても甲州のワインのファンになってしまいそうな見学でした。



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2012年3月24日

龍ちゃんのこと

今日は降ってるんだか降ってないんだかわからないような細かい雨がしとしと・・・




きっとこんな雨のことを「小糠雨」っていうんだろうなぁ、と考えながら山から町に向かって車を走らせていくと、日頃目の中に入ってくるまわりの山に、いつもこんな日には涌いてくる細長~い雲がしっかりかかっています。


おっ、今日も龍ちゃん達がでてるなー!



細長い雲が山腹あたりに横向きにかかっている様は、まるで雲の龍が横たわっている姿さながら。


だから、うちではこんな雲のことをいつのころからか「龍ちゃん」と呼ぶようになりました。


龍ちゃん達は、たいてい川の本流の水が深くなる淵のあたりや、本流に流れ込む支流の谷筋から涌き出てきます。

最初はちいちゃくて細い「龍ちゃん」たちが川から出てきて、山に何匹も駆け上りながらだんだん大きな「龍サマ」を形成して山に横たわることもあるし、最初から大きな「龍サマ」が川から谷筋を上っていくこともあります。

遠くから見るとちゃんと雲の形が判るので、あ、今日はちび龍ちゃん達が行進してるね~、とか、今日は龍サマがいっぱい横たわってるねー、といった話題になります。


私たちが日頃町へ向かうのに使っている道はたいてい川筋に沿っているので、川から上った龍ちゃんたちが山に登る途中で道を横切っているのに遭遇することもあります。

大きな「龍サマ」だと、近くでは形がよく判らないので、最初は道の向こうの方に「靄」や「霧」が見えます。

あ、あそこから霧がかかってるね、と思いながら霧の中に突入・・・と、ものの10数メートル~2・30メートルくらいですぽん!と抜けてしまうのです。

引っ越した最初の頃はこれに遭遇すると、何なんだ今のは?と思ったものでしたが、すっかり慣れてしまった今では、あぁ今のは龍ちゃんのお腹に突っ込んだんだね、といって笑ってます(^^)

ちび龍ちゃんだと、それこそ道路の一部分だけもやっとしてて、何の煙だこれ?って感じです。

本当は写真でお見せできるといいんですが・・・

川の淵を境に天気が変わったりすることも往々にしてあるので、その場所を「結界」なんて呼んだりも(笑)

町場に暮らしていると、ビルや家々に遮られてしまうせいか、日頃こんなことを見たり感じたりすることはほとんどないのですが、田舎に暮らしているとイヤでも(笑)地形と気候の関連を体感してしまいます。

きっと昔の人々の龍神信仰もこうした「体感」から生まれてきたんでしょうね。
いつの間にか自分もどっぷり「龍ちゃん」や「龍サマ」、「結界」に自然となじんでいることに、びっくりです☆



2012年3月21日

我が家のお彼岸


昨日の20日はお彼岸の中日でした。

我が家では春と秋のお彼岸には、一応先祖代々のお墓がある菩提寺があるので、家族でお墓参りに出かけて、彼岸法要に出席します。

今年もお花やお線香を持って家族で出かけました。

お寺では妹一家と合流し、方丈さんに挨拶して本堂での法要に出たあと、卒塔婆を持ってお墓参り。

「だんご3兄弟」な甥っ子たちが、墓石を雑巾でぬぐったり、ぼちぼち生えかけた草をむしって箒かけをしたり・・・とお墓の掃除を手伝ってくれました。

で、さっぱりしたお墓にお米やお花、お線香をお供えして、みんなそろってご先祖さまにお参りです。



春秋のお彼岸、夏のお盆や暮れと正月。

ご先祖さまを中心に田舎や故郷に一族家族で集まって先祖をお祀りしたり、再会や無事を確かめ合ったり・・・日本ならではのいい風習ですよね。

うちのお墓は私が引き継いでいくわけなので、できる限りこの風習を引き継いでいきたいな、と思ってます。

まぁ、一族ぞろぞろ集まるのは、迎える方としては準備やらなにやら、毎年毎回結構大変ではあるんですけどね~(笑)

それにしても、今年のお彼岸のお墓参りはぽかぽか陽気のいいお天気でした。

例年だとこの時期お天気が定まらなくて雨や曇りになることも多いんですけど。

でも、写真にもあるとおり今年は花が遅いです。
鐘撞き堂の右側の大木は桜なのですが、桜はおろか梅ですらやっと7分咲きくらいで、ちょっと寂しめでした。



さて、家に帰ってから、これまたお彼岸ならではの風物詩・・・
ぼたもち製作です!

といっても、かなり手抜きで作り方は超カンタン!

まず、地元に業務用のあんこを一般にも小売りしてくれる、甘さ控えめのすごく美味しいあんこ屋さんがあるので、そこで粒あんとこしあんをそれぞれ量り売りで買ってきます。

餅米を炊飯器で炊いてくるくるまるめて、あんこを上にかぶせてできあがり☆

写真の通り、大量に作ってしまったので、次の日の朝ご飯までぼたもちでした・・・(^^;)

でも、同じものでも春は牡丹の花の時期で「ぼたもち」、秋は萩の花で「おはぎ」。

これまた日本ならでは・・・って感じですよね。
簡単だし、続けていきたいなぁって思える風習です。

・・・うん、我ながら美味しかったー!v(○^~^○)v


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