こんなに続くことは珍しいんだけど、この前の日曜に引き続きじいちゃんは地元の寄り合いに、ばあちゃんは文化の日にちなんでお友達と「市民茶会」に、それぞれお出かけしてお昼を用意する心配がありませんでした。
でも今日は特に出かける気もなくて、自分のお昼も家で適当に食べればいいかなくらいに考えながらぐうたらしているところに、ばあちゃんが帰ってきて開口一番、「天覧山のところのランチ美味しかったわよ！ 食べ過ぎてお腹いっぱい☆」ののたまったのでした。
埼玉県は飯能市に天覧山（なんでもその昔、明治天皇がここから陸軍の演習をご覧になったのでその名がついた）という小高い山があります。
その麓でランチ･･･？
天覧山自体は西武池袋線沿線ではそれなりに知られたハイキングコースですが、麓には数多くのジェラートアイスをそろえていてハイカーに人気のコンビニがあるくらいで、それほどお店があるわけではありません。
あとは喫茶店併設の「フィオーレ」というケーキ屋さんくらい。
そしたら、ばあちゃん曰く、お茶会の後一緒に行ったお友達とその「フィオーレ」に寄ったらランチをやっていて、コーヒーも飲み放題だし、ゆっくりおしゃべりして満腹になって帰ってきたんだそうな。
「フィオーレ」には私も何回かケーキを食べに行ってるけど、ランチがあったとは知らなんだ。
じゃ、実地に行ってみましょ･･･というわけで、お昼にはちょっと遅めの時間になってしまったけど、のこのこと出かけてみました。
これが「フィオーレ」。天覧山登山口に隣接した住宅地の一角にある、かわいらしい一軒家です。
店の前には車が５～６台置ける駐車スペース。そしてテラスがあって、３～４人ずつ座れる木のテーブルが３つほど。
お天気がよければ、目の前には天覧山も見えるのでテラスも気持ちいいかもしれません。
残念ながら今日は時々雨降りの曇りだったので、テラスには誰もいませんでしたが･･･
中に入ると、まず目に入るのが真っ正面のケーキのショーケース。
美味しそうなケーキがおいでおいでしてます。
そして、喫茶店のスペースには不揃いなテーブルと椅子、壁や棚にはこのお店で販売もしているオーガニックコットンの洋服やこの地方特産の「西川材」という杉・ひのきの小物、手作りこんにゃくやクッキーが置いてあったりします。
ランチはプレートものが１種類。サラダ、スープ、デザートとメインで1000円。
ホントなら、メインがハーフサイズの紅芋グラタンとパスタで、パスタは3種類から選べるんですが、今日は遅めの時間に行ったので人気の紅芋グラタンが売り切れ。仕方なく、グラタン抜き・パスタ1人前でランチプレートにしてもらいました。
紅芋グラタン、珍しいし美味しそうだったのに・・・残念！
飲み物はコーヒーと紅茶が、ホットのみですがセルフサービスで飲み放題。
いろんな種類のカップ＆ソーサーが置いてあって、自分で好きなものを選ぶことができます。
私は飯能焼のカップ＆ソーサーを選んでみました。
飯能焼というのは、暗緑色や、黄褐色の器肌に、梅、牡丹、麦、波千鳥、屋号などが、白絵土のイッチン描きで絵付けされて、松灰釉をかけた素朴な陶器です。
もとは江戸時代頃に飯能で盛んになった焼き物で、一時は益子、笠間と並んで「関東の名窯」と呼ばれたそうですが、明治期に廃れてしまったそうです。
それが近年、飯能市内のいくつかの窯で再興されて、作られるようになりました。
この素朴な味わいは私も大好きで、うちにも飯能焼の器がいくつかあります。
ここも、ランチタイムを外せば、なかなかに静かで落ち着けるスペースをもっています。
しかも、ここのケーキはなかなかにオススメです。
今日は、ボリュームたっぷりのデザート（カスピ海ヨーグルト）付きのランチにケーキをつけちゃうと、いくら何でも食べ過ぎなので我慢しましたが･･･
飲み物おかわり自由だから、結構ランチでものんびりできちゃうけど、やっぱり次回はケーキセットを狙ってきてもいいかなぁ。
あ、いけない。ここでもWiMAXの入り具合を見るのを忘れちゃった。
ケーキも心残りだし、また来なくちゃ（笑）。
にほんブログ村
にほんブログ村 ← お気に召したならクリックよろしくです！
