全国的にも、暴風雨のところや竜巻・突風など大荒れの所もあったようで・・・
今日は、朝から陽射しが出ていたこともあり、ちょうど地元のささやかな「紅葉の名所」(でもネットの「紅葉案内」に出てたりする・・・)で「もみじまつり」をやっているというので、観に行くことにしました。
行ったのは、私の住んでいる埼玉県西部、飯能市のこれまた秩父に向かった西の方にある吾野宿というところの「東郷公園」。
ここは国道299号線を秩父に向かって高麗川をさかのぼっていったところ、西武秩父線の吾野駅から徒歩で15分ほどの山の斜面にあります。
もともと秩父御嶽神社の神域に、大正年間に日露戦争日本海海戦でバルチック艦隊を破った東郷元帥の像が建てられ、東郷公園として整備されたということです。
で、公園にはなぜかもみじや楓が所狭しと植わっていて、ちょうど今頃には公園のあたりが真っ赤に彩られて、観光客が(それなりに)多く訪れます。
また、毎年11月の第3土日には「もみじまつり」が開催されて、地元の人たちが出店を出したり、お囃子や音楽、踊りなどを披露したりして、それは賑やかなんです。
今年は、地元の太鼓囃しとともに秩父囃し(秩父の夜祭りのお囃子)が来ていて、ものすごく勇壮なお囃子を聴くことができました。
なんでもこの東郷元帥の像は、生前に唯一元帥に建立を許可されたということで、その除幕式には元帥自ら臨まれたそうです。写真が残っていて、パンフレット等に載ってます。
その写真には、東郷元帥だけではなくて当時の海軍中将や陸軍中将、衆議院議長、海軍大臣の代理なんかも写っていて、思わず「日本史~☆」という感じです。
さて、この東郷公園。
それほど東郷元帥の生前から陸海軍とご縁があった訳なので、一風変わったものが公園内に設置・展示されています。
まずは、東郷元帥の銅像。それに、少し離れた場所には同じく日露戦争で旅順攻略を行った乃木大将の銅像も建っています。
その上、日露戦争の時に使われたバルチック艦隊の砲弾と旅順港で使われた水雷(!)
さらに砲弾でぶち破られた戦艦三笠の甲板の鋼板(!!)
公園内をさらに山の上の方に向かって歩くと、ちょっとおしゃれっぽい古びた洋館に行き着くのですが、その1階の窓には格子がはめられていて、中には・・・
知る人ぞ知る飯能の名所、東郷公園でぜひ紅葉と戦跡のミスマッチ(?)を堪能してみてください(笑)
ロシア製3インチ野砲(1901年製)!
もみじとはほど遠い、野暮な世界だぁ・・・
知る人ぞ知る飯能の名所、東郷公園でぜひ紅葉と戦跡のミスマッチ(?)を堪能してみてください(笑)
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