2011年8月26日

さすが日本人?

さて、箱根湯本「そば温泉・・・」でまた~り1泊したあと、2泊目のお宿をレポートする前にちょろっと箱根を散策したので、そのお話。


いやぁ・・・やっぱり日本人って、ヘンかも。


っていえるほど海外を知ってる訳じゃないし(というより、むしろ知らないし)、だから自分にとってはこんな慣習もスタンダードではあるんだけど。



それにしても、なんでまたそんなことを感じたかといいますと・・・





2日目の行動。同行した6人全員が「大涌谷に行きたい!」という所は一致したんだけれど、箱根湯本までは車で行ったにもかかわらず「箱根登山鉄道やロープウェイに乗りたい!」という人間がでてしまったのだ。

で、結局電車やロープウェイを使って箱根湯本駅から大涌谷へ行くチームと、車でロープウェイ終点芦ノ湖畔の「桃源台」駅に回ってそこからロープウェイで大涌谷に向かうチームに分かれて、携帯メールで連絡をとりながら大涌谷で落ち合うことになったんです。

私は電車チームでした。

移動距離は確実に電車チームの方が短くて移動時間もダイヤから読めるし、反対に車チームの方は距離が長い上に時間も道路の混み具合に左右されるので、フツーに考えると電車チームの方が先に着くんだろうな・・・と、その時は私も含めメンバーの誰もが思っていたんです。



それなのに。


車チームは道路が快適に空いていて、途中寄り道をしても余裕があるくらいスムーズに桃源台に到着。駐車場にも待たずに車を停められ、ロープウェイもガラガラ。まったくストレスなく目的地の大涌谷に到着。


一方、電車チームは。


小田急を使って箱根湯本に到着した人たちがそのまま箱根登山鉄道に乗り換えるのは、利便性から言ってまだ理解できます。

ところが、観光バスで来た人たちまでがんがん駅に乗り付けて登山鉄道に乗ってくる。


おかげで登山鉄道は満杯で出発。終点強羅でケーブルカーに乗り換える時には、運転本数も少なくて1回に乗れる人数も限られるために、駅の外まで大渋滞。早雲山でケーブルカーからロープウェイに乗るときも同様に大入り満員、大行列。乗り換えのたびに30分~1時間は最低待たされてしまったわけです。

だいたい、箱根は箱根湯本→(箱根登山鉄道)→強羅→(ケーブルカー)→早雲山→(ロープウェイ)→桃源台→(遊覧船)→元箱根→(箱根登山バス)→箱根湯本 というルートでぐるっと1周できるんですが、もちろん逆回りもできるんです。

なのに、車チームの方がガラガラだったのを見てもわかるとおり、どういうわけかほとんど逆回りルートの人はいなくて、たいていこのルートで回ってるみたいなんですね。

観光バスで箱根湯本に来た人たちなんて、そのままバスで元箱根にあがっちゃって逆回りをした方が、よほど快適に回れたんだと思うんです。


それなのに、だーれも何も文句言わずに(自分も含めて)混乱の起きることもなく、粛々とただひたすら並んでいるんですよね。

確か3.11の震災時も、あれだけの大惨事にかかわらず全く混乱もなく電話や電車に並んでいる姿が世界中に流れて、ある意味賞賛を浴びていましたけど・・・


こういうのを見ると、そもそも「黙って並ぶ」のが日本人の美徳であり文化なんだなぁ・・・と改めて変に感心しちゃいますね~


そして、車チームの人たちをさんざん待たせて到着した大涌谷では・・・




名物温泉黒たまごのお店で、やっぱり行列ができていました!

やっぱり・・・ さすが日本人(笑)



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