2011年8月30日

温泉でまったり 2

このところ何かとばたばたしていたら、すっかり日数が過ぎてしまいました。

その間に世界陸上は室伏が大活躍、民主党代表選挙は行われるし・・・世の中どんどん動いていたのに、雑記帳は思い切りご無沙汰でしたね~。

ふと気がつくと、後から始めた関連ブログの「写真置き場」の方が投稿数が多くなってる(!)

・・・といっても世界陸上はともかく(中・高とも陸上部だったこともあり、陸上競技はいまだに好きですが~)、民主党代表選挙なんて、まぁ雑記帳に書く気も起こらないですけどね~☆

で、このままじゃ箱根の2泊目をご紹介する前に次の話題に行ってしまいそうなので、あわてて雑記帳にもどって参りました(笑)


で、行列三昧な箱根散策をクリアして2日目の宿泊は・・・



毎年東京箱根間往復大学駅伝競争(箱根駅伝)の走路途中、国道1号線(箱根旧街道)沿いにある芦ノ湯、という鄙びた温泉。


でも、駅伝を毎年TVで見ていても、また今までに何回も芦ノ湖に行くために車で通ったことがあるはずなのに、そんなところに温泉があるなんて全く認識もしていませんでした。
塔ノ沢、大平台、宮ノ下、小涌谷の各温泉は、ちゃんとinputされてるのに・・・


それもそのはず、うっかりすると芦の湯への曲がり角を気づかずに通り過ぎてしまうような、非常に奥ゆかしい(?)温泉街です。
国道1号線からダイレクトに見えないせいもあるのかもしれませんね。




この温泉は江戸時代から湯治場として知られていたようです。


私たちが泊まった宿には、江戸末期~明治時代の芦の湯の写真が飾られていましたが、現在でも温泉街としてその当時の姿を色濃く残す努力もしているようです。


明治時代の写真では、数件ある温泉宿の真ん中に地面を掘り下げた形の源泉(共同浴場)が写っていたのですが、現在でもそのスタイルのお風呂を残していて、予約・貸し切りで入浴することができます。





また、温泉地内には「東光庵熊野権現旧跡」という史跡があるのですが、ここは江戸時代に文人墨客の文化サロンとして賑わったのだそうです。


国の重要文化財に指定されている石仏郡などの史跡も豊富で、「日本石仏協会」の会員であるうちのじいさんは、石仏協会の旅行で訪れたことがあると言ってました(実は!)。

「聖地巡礼」のところで話題にしたエヴァンゲリオンの切手をゲットできた小さな郵便局があったのも、実はここでした(笑)


そうそう、肝心のお風呂ですが、泊まった温泉宿「きのくに屋」は1泊目とはぜんぜん趣が違って、滞在をゆっくり楽しむにはいいお宿でした♪

お風呂もいろんな種類の内風呂、露天風呂。それぞれ引いてきている源泉が違うらしく、泉質もお風呂ごとに違う感じです。
硫黄の香りは思ったよりきつくなくて、硫黄泉の割にお肌に優しい感じ。

箱根でありながら、「秘湯」って言ってもいいような雰囲気で、また、もう一度ゆっくり来たいな、という温泉でした☆


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2011年8月26日

さすが日本人?

さて、箱根湯本「そば温泉・・・」でまた~り1泊したあと、2泊目のお宿をレポートする前にちょろっと箱根を散策したので、そのお話。


いやぁ・・・やっぱり日本人って、ヘンかも。


っていえるほど海外を知ってる訳じゃないし(というより、むしろ知らないし)、だから自分にとってはこんな慣習もスタンダードではあるんだけど。



それにしても、なんでまたそんなことを感じたかといいますと・・・





2日目の行動。同行した6人全員が「大涌谷に行きたい!」という所は一致したんだけれど、箱根湯本までは車で行ったにもかかわらず「箱根登山鉄道やロープウェイに乗りたい!」という人間がでてしまったのだ。

で、結局電車やロープウェイを使って箱根湯本駅から大涌谷へ行くチームと、車でロープウェイ終点芦ノ湖畔の「桃源台」駅に回ってそこからロープウェイで大涌谷に向かうチームに分かれて、携帯メールで連絡をとりながら大涌谷で落ち合うことになったんです。

私は電車チームでした。

移動距離は確実に電車チームの方が短くて移動時間もダイヤから読めるし、反対に車チームの方は距離が長い上に時間も道路の混み具合に左右されるので、フツーに考えると電車チームの方が先に着くんだろうな・・・と、その時は私も含めメンバーの誰もが思っていたんです。



それなのに。


車チームは道路が快適に空いていて、途中寄り道をしても余裕があるくらいスムーズに桃源台に到着。駐車場にも待たずに車を停められ、ロープウェイもガラガラ。まったくストレスなく目的地の大涌谷に到着。


一方、電車チームは。


小田急を使って箱根湯本に到着した人たちがそのまま箱根登山鉄道に乗り換えるのは、利便性から言ってまだ理解できます。

ところが、観光バスで来た人たちまでがんがん駅に乗り付けて登山鉄道に乗ってくる。


おかげで登山鉄道は満杯で出発。終点強羅でケーブルカーに乗り換える時には、運転本数も少なくて1回に乗れる人数も限られるために、駅の外まで大渋滞。早雲山でケーブルカーからロープウェイに乗るときも同様に大入り満員、大行列。乗り換えのたびに30分~1時間は最低待たされてしまったわけです。

だいたい、箱根は箱根湯本→(箱根登山鉄道)→強羅→(ケーブルカー)→早雲山→(ロープウェイ)→桃源台→(遊覧船)→元箱根→(箱根登山バス)→箱根湯本 というルートでぐるっと1周できるんですが、もちろん逆回りもできるんです。

なのに、車チームの方がガラガラだったのを見てもわかるとおり、どういうわけかほとんど逆回りルートの人はいなくて、たいていこのルートで回ってるみたいなんですね。

観光バスで箱根湯本に来た人たちなんて、そのままバスで元箱根にあがっちゃって逆回りをした方が、よほど快適に回れたんだと思うんです。


それなのに、だーれも何も文句言わずに(自分も含めて)混乱の起きることもなく、粛々とただひたすら並んでいるんですよね。

確か3.11の震災時も、あれだけの大惨事にかかわらず全く混乱もなく電話や電車に並んでいる姿が世界中に流れて、ある意味賞賛を浴びていましたけど・・・


こういうのを見ると、そもそも「黙って並ぶ」のが日本人の美徳であり文化なんだなぁ・・・と改めて変に感心しちゃいますね~


そして、車チームの人たちをさんざん待たせて到着した大涌谷では・・・




名物温泉黒たまごのお店で、やっぱり行列ができていました!

やっぱり・・・ さすが日本人(笑)



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2011年8月25日

温泉でまったり

今年の夏休みは、6人という大人数で1台の車に乗って温泉に出かけました。

のんびりまったりが目的なので、2泊3日かけてもムリに遠出はせずに、行き先は箱根。

・・・のはずが、なぜか「聖地巡礼」に化けてしまったくだりは先日ブログにUPしたので、今日は本来の温泉のところをレポートです。


行こうと決めたのが結局「お盆しかみんなの予定が合わないね」というのがわかった8月はじめのことだったので、それから宿を探すのがすごく大変。

だいたいお盆なんてハイシーズン中のハイシーズン。もともと価格設定が高くなることもあって、出遅れてしまうとリーズナブルな宿なんて予約が埋まってて、予約が空いているのは、どこもかしこも「高価なお宿」ばかり。



それでもwebを探しまくり、出発の数日前に何とか一泊目は箱根湯本にてGETしたのがこの、小田原に何店舗も展開している地元のおそば屋さんが経営しているらしい、「そば温泉 箱根の庵」という宿です。

はっきり言って、webでのクチコミは「とにかく宿の施設は古い!」というもので余り評価は高くありませんでした。

とにかくその日は他にとれる宿がなかったので予約してみた宿です。



でも、「お風呂は源泉掛け流し」「おそば屋さんなので夕食には手打ちそば」という所に賭けて、どきどきしながら行ってみると・・・





うん、確かに施設や建物は古い!昭和の時代(?)という感じがいたるところにぷんぷん。


部屋も、カギはきいてるのかきいていないのかよくわからないし、建て付けが悪くて上手く力を入れないと開かないので、知らないとカギがかかってるのかと思っちゃうくらい(笑)


バス・トイレは別。だから洗面所も廊下にあるのを共同で使うわけだけど、なんと写真のとおり今時珍しいタイル張り!


お布団は自分で敷く。クーラーは調節がきかない、というより壊れてる(?)。なんか、雰囲気は高校時代に部活で行った合宿所って感じ?


しかし・・・!
そんなことを補って余りあるほどの、宿の方々の親切さ!



宿に到着したのが夜の8時を回ってしまったにもかかわらず、疲れただろうと言って私たちの夕食を9時過ぎにずらしてくれて、お風呂に先に入って落ち着いて食事できるようにしてくれた上、出てきた食事も作りたての熱々!


お風呂でほぐれたカラダに、暖かい食事と冷たーいビールがきゅ~ん!と浸みましたわ~☆


しかも、普通の宿で出てくるようなメニューのあとに豪華揚げたて天ぷら&打ち立てざるそば!

もう、これでもかっていうくらい食べまくりましたね~!






そして24時間源泉掛け流しの檜の露天風呂~☆

夜中にも、そして次の日の早朝にも入って、ゆ~~~っくりのんびりまったり・・・ふやけてしまいました(笑)



朝食前には、宿の近くの早雲寺という小田原北条氏ゆかりのお寺に散歩に行って、北条早雲以下北条氏5代のお墓なんぞを見て、ついでに蚊にくわれまくって帰ってきました。

これまたはっきり言って、じじばばの湯治だね~って感じ(笑)







この後、2泊目「芦の湯温泉」のご紹介は、長くなってしまったのでまた次回。。。


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2011年8月23日

大地の恵み

お盆に旅行に出かけてしまったので、遅ればせながらお墓参りに出かけることにしました。



そんなに遠くではなくて、同じ埼玉県内の北部にある加須という町です。

うどんと鯉のぼりが特産という小さな町でしたが、3.11以降、福島原発の件で被害を受けた双葉町の人たちが町ぐるみ非難していることでも知られるようになりました。


遠くではないといっても、私の住んでいる埼玉県西部とは違って、利根川沿いの平野部にある加須は埼玉県の米どころです。

ちょうど、訪れたときには、いつもながら1つの集落から隣の集落まで何kmもあるような田んぼの中に、稲が一面に揺れていました。









 
加須は、隣接している白岡町や久喜市とともに梨の産地でもあります。

お墓参りの後、親戚の家に立ち寄りました。


 

 この家は、うちみたいな「ぽっと出(?)」の家庭菜園ではなくて、先祖代々由緒正しき(笑)農業者サマで、今どき珍しく専業でお米と梨を生産・出荷しています。立ち寄ったときには、ちょうど梨の出荷の最盛期でした。

ここで、その日収穫して午後農協に出荷する梨と自分の家用に作っているブドウを少し分けてもらって、お茶をごちそうになりながら少し話をしました。

今年の梨は、ちょうど大きく育つ時期に雨があまり降らなかったので、思ったほど大きくならなかったそうです。







それでも、このつやつやと大きく育った梨!

これを大きさや傷などをみながら選別して箱詰めして出荷していくのです。
私から見ると充分美味しそうな梨がどんどんはじき出されていきます。

はじき出されたものも、小さかったり形が多少いびつなだけのものは、袋詰めして直売所に持っていきます。

そして、ここでも今年は原発の影響がありました。

今年の出荷前には、農政事務所の方がサンプルをいくつか実際に持っていって検査を行い、セシウム等が出ないですんだので、今年も無事出荷ができたという話でした。

お米もですが、農水省や県の農業試験場による検査がすむまでは出荷自粛なんだそうです。

検査が長引けば、それだけ出荷が遅くなる・・・相手は生ものですから、出荷時期がずれればそれだけ出荷に適した時期を逃して商品価値が下がってしまうわけです。

これで、セシウム等が検出されでもしたら、この美味しそうな梨もみんな廃棄処分になってしまうんですよね。1年かけてここまでにするのにずいぶん丹精しているのに・・・


 


私的には、相当高濃度の放射性物質が付着したり吸収されているのならともかく、「微量でも摂取し続けた場合の将来が不安だ」という話であれば、現在までに大量に散布されている農薬の方がよほど怖いと思うんですけどね。

なまじ中途半端な情報が流れているから、その情報をどう判断していいかわからない不安がいわゆる「風評被害」につながるのかな。

いや、今までは残留農薬だって必ずしも0だというわけではなかったけど、「国が定めた基準」以下なら絶対に安心安全だと国内外の消費者に信頼されていたからこそ、「日本の食」はその安全性をウリにできた訳なんですね。

それが、今や放射性物質の「基準値」自体が信頼されていないから、基準値以下であっても「○○産だから」というだけで敬遠されてしまう。

どうしたら、この日本の大地の恵みを安心して買ってもらえるようになるのかな・・・
考えさせられた加須行きでした。




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2011年8月16日

聖地巡礼?

さて、ここはどこでしょう・・・?


よくよく見ると、わかる人はわかる(関東地方の方限定のような気もしますが)。

これは箱根の玄関口、箱根湯本の駅です。

世界各地からの観光客が訪れる、とはいっても何の変哲もない普通の駅なんですが、ここが「ある種」の人たちにとっては「聖地」の1つなんだそうな。



新世紀エヴァンゲリオン。


箱根はその物語に登場する「第3新東京市」が位置するところととして設定されているのだそうで・・・

「聖地巡礼」って、普通は宗教的に重要な意味を持つ地「聖地」を巡ることを言うんだと思うんですが、近頃ではマンガやアニメの舞台になった場所を訪れることもいうんですね。


実は今回箱根を訪れたのは、純粋に温泉巡りをして日頃仕事に疲れた心身をまた~りと癒すのが目的のはずで、「聖地巡礼」なんて、まったく予定も予想もしてなかったんですが・・・


いたんですよ、メンバーの中に隠れアニヲタなる人が!

で、この日は芦ノ湖方面に向かうべく箱根登山鉄道に乗るために、宿から箱根湯本の駅に向かいながら、この外観をみたとたん・・・
「あ、ちょうどこのあたりに赤いカウンタックが乗り付けて、かっこよかったんだよね~!」

って、知らないってば!

その人以外はみんな、残念ながら新世紀エヴァンゲリオンの絵や名称は知ってても、アニメそのものは見ていないのでストーリーもキャラクターもよくわからなくて、話題には乗れないのだ。
 
でも、そのヲタちゃんは箱根湯本の駅にて観光案内所に直行。
「エヴァンゲリオンとタイアップした箱根のマップがあるって聞いたんですけど~」

実は、箱根町の観光協会というのはこの「新世紀エヴァンゲリオン。」とタイアップして、「聖地」をウリにキャンペーンを行っているんだということで、そのマップというのは観光協会の登録旅館にキャンペーンツアーで宿泊した人にのみ配っている限定品なんだそう。



・・・う~ん、新手の観光ビジネスモデルだな。
コアなファンの人はマップほしさに泊まりに来るって寸法だ。。。



で、ふと見ると案内書の奥に張ってあるポスター。エヴァンゲリオンのキャラクターと一緒に大きく書いてある「COOL JAPAN]の文字。
その下には小さく「日本政府観光局」と書いてある・・・このポスターはもらえないんですか?

「これは日本政府が海外向けに作ったポスターで、国内にはないんですよ~」(ちょっと得意そうに)



仕方なくポスターの写真だけ撮らせてもらって案内所を出ると、お土産屋さんの前にでかでかと掲げられたこれ。



さすが、町の観光協会ごとタイアップ。この後行く駅寄る駅、たいていお土産屋さんには大なり小なりこのコーナーがある。














で、結局買ってしまった品物の数々。

 

で、「第3新東京市」のあるという仙石原を急遽ルートに入れさせられたり、上から全貌を眺めたいとごねられたり。。。

最後には、宿泊したすごくひなびた温泉宿の集落にある、これまたひなびた特定郵便局にて箱根町限定の「エヴァンゲリオン記念切手」をゲット。
切手とポストカードで1500円なり。


それにしても、そもそもの目的だった私(たち)の聖地巡礼=温泉巡りは、いったい・・・?




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2011年8月10日

アリサンカフェに来ました


埼玉県の西の方に「高麗川」という川が流れています。


この辺りは私の生活圏でもあるのでよく車で通るのですが、この高麗川のほとりに1件のカントリー風な家が立っています。


名前は「阿里山カフェ」。木陰の中に、川に向かって木製のオープンテラスを張り出していて、緑と川の流れをを見ながら落ち着いてお茶や食事のできるお店です。


地元でありながら、今まで行ったことがなかったのですが、いつも気になっていたので、たまたま時間ができたときに行ってみることにしました。





この数日、気温は鰻登り。車の中の温度計はなんと42℃!


でもこのテラスは木々の中を通り抜けてくる木漏れ日と水面をわたる風のおかげで、至極自然な快適さ。


 


すぐそばで鳴いているミンミンゼミの大合唱(!)と川の流れの音に耳を傾けながら、のんびりまったり時が流れていきます。

川面から反射される光が木々に映ってきらきらしてます。

写真に撮れれば良かったんだけど・・・私の腕じゃとてもお届けできなくてホント残念!




さて、このお店の売りは、オーガニックな素材を使った料理やデザートの数々です。


今回、私はコーンとトマト、キノコの乗ったチーズたっぷりのピタピザを頼んでみました。


頼んでから焼くので、出てくるのに5~10分かかりますが、しっかりしたピタパンの上にチーズがとろーんとして、おいし~い!








そして、デザートにはニンジンの手作りケーキとアールグレイのアイスティー。


ケーキにはニンジンがちりばめられていて、ケーキ自体もずっしりと詰まっている感じで、一切れでも結構食べ応えあり。


そして、ニンジンとレーズンの自然な甘みが心地よい美味しさ☆


なんとこのお店のテラスはWIMAXが入るので(!)、1人で来てもLife Touch Note をぽちぽちしながら時間がすごせるし、なかなかお気に入りです。



「阿里山カフェ」高麗川方面においでの際には、オススメです!
http://www.alishan-organics.com/Alishan2010_organics_jp/?page_id=38



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2011年8月7日

小さな町の花火大会

8月6日 広島の原爆記念日。
土曜日でもあり、神宮外苑や川越、足利(わたらせ)、関西でも淀川や神戸で盛大に何万発も打ち上げるような花火大会が開催されたようですが・・・

うちの地元でも、毎年ささやかに町の中心部の河原で500発ほど打ち上げる花火大会があります。



会場は町の中を流れる川の河川敷。中州で打ち上げるのを川岸から眺めます。
尺玉なんてあげたらけが人が出ちゃうんじゃないか、というくらい観客から近い場所で打ち上げるます。

だから、花火自体の大きさはそれほどでもないんだと思いますが、それにしてはなかなかの迫力です。
上げる高さも低くて、町から一段下がっている河川敷の花火は遠くからはなかなか見ることが難しく、花火の上がる時間前から町の人たちはぞろぞろと会場の河川敷に場所取りをします。

写真は、その場所取りの様子。
いつもの夏だともっと水が少なくて、この場所取りをしている土手の下に河原が多少あるはずなのですが、今年はこのところ雨が多かったせいか、ご覧の通り水が多くて河原がなくなっちゃってます。





町の人たちの数少ない娯楽(笑)納涼大会の一環でもあるせいか、お囃子まで登場して盛り上がっちゃいます。

今年は一緒に行く人もなく、家族とも都合が合わなかったので、1人でふらりと見物に出かけました。

1時間前に会場に到着すると・・・
もうすでに土手はこの状況。いい場所にはビニールシートや椅子で場所取りがされていて、始まる前から酒盛りが始まってたりしてます。

ただ、1人で見物のよいところは、そういったビニールシートの合間にするりと入り込むことが結構できちゃうこと。

酒盛りのおばさんたちグループとご夫婦連れの間1人分の隙間を見つけ、両方に声をかけてアウトドア用のビニール座布団を敷いて、場所取り完了。

「1人なの?どこから来たの?」なんて両側の人たちから声をかけられたりして、妙に仲良くなっちゃったりしながら時間つぶし。

ところが・・・

とった場所、実は上に木がかぶさっていて、花火をみようとするとちょうど枝が上手い具合に邪魔をしていたんですね。
道理で、なんとなく隙間ができていたわけだ・・・

気がついたのは大会が始まって、実際に花火が打ち上がってから。
その時には、もう遅い。私の後ろにも2重3重に人が立ったり座ったりしていて、まったく身動きもできない状況でした。

仕方ないので、枝を避けるためにぐっと川の方にカラダを乗り出して、苦労しながら(腹筋ぷるぷるしちゃいました(笑)撮ったのが次の写真。

 

高く上がる大玉は枝が邪魔していて、結局上手く撮れませんでした。
枝が入らないように下の方に上がっている花火を撮りましたが、それでも、左上に枝が入り込んじゃってますね・・・

それでも水面に映っている花火がきれいだったかな・・・?

 

去年までは一緒に見る人がいたのに・・・
本当は、誰かと一緒に見たかったな。


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