2015年4月23日

城・ゆる鉄部結成? 鉄道道居酒屋、初体験☆



どうも、城好きさんには鉄分たっぷり(鉄道好き)な方も多い・・・らしい。

・・・と思っていたら、昨年の夏に開催した「江戸城外堀船めぐり」ツアーで、城好きの最前線?ともいうべき方々が、実は外堀(日本橋川)に残された江戸城の石垣よりも、神田川にかかっている鉄橋や橋脚に狂喜乱舞している姿を目の当たりにしてしまった!

その後もその時のメンバーに何度か各所でお会いしているうちに、「鉄道バーとかに行ってみたいね」という話が盛り上がりまして。

今回、城メグリストことお城ライターの萩原さちこさんにお店を選んでいただき、お声かけくださって城・ゆる鉄部結成飲み会実現!

今回の会場は秋葉原の「鉄道居酒屋 Little TGV」。

歩行者天国が開催される中央通りから脇に入った、ちょっと地味な感じの路地にあります。

小さな雑居ビルの、これまた4人しか小さなエレベーターに乗って4階で降りると、さっそくボックスシートとスイカペンギンがお出迎え!





まず入り口で乗車券が渡されて、お店のルールを教えてもらいます。
乗車券は席料500円分。後で検札に来るそうです(笑)

店内に入ると、壁際の席はすべてボックスシート!

所狭しといろんな鉄道グッズや写真が飾られてます。私たちの座席の脇にも合図灯やタブレットが飾られていて、いやがおうにも気分が盛り上がってきます♪

よく見ると、地下鉄丸ノ内線の路線案内図(電車の扉上に貼ってあるやつ)が飾ってある(笑)





ひとしきりわいわいと、飾られているものを話題に盛り上がったところで、総勢6人、まずは生ビールでかんぱ~い!

・・・と思ったら、「合図が違う」のだそうで、乾杯はお店の「車掌さん」の「出発!」に合わせてみんなで「進行~!」


コースターもお箸袋も、もちろん電車にちなんでるし、お通しもちゃんと動輪です☆





写真のカクテルは、左が中央線、右が西武鉄道。
一応、それぞれの車両にちなんだ色だということですが・・・う~ん、そう言われてみればそうなのかな?

名前は丸ノ内線とか中央線とかといった路線名で統一なのかと思ったら、なぜか私鉄は鉄道会社名☆

おつまみメニューも路線図にのせて・・・
「わたしの家はエイヒレまではいかないな~」とさがしている城ガール隊関東支部長さとみんさん(笑)




わいわいと盛り上がっていたら、「車掌さん」が「帽子もお貸ししますよ~!」

で、それぞれ帽子をかぶって撮影大会。
左からナワバリスト西股先生、旗本のお殿様・岡田さん、イラストレーターの樋口さん。みんなめっちゃうれしそうなんですけど!




樋口さんなんて、職業間違えてるんじゃないですか~?って思うくらい、機関士になりきっちゃってる(笑)

あ、写真公開についてはご本人たちの了承を得ております☆






城メグリスト萩原さんも、すごく楽しそう♪

そして、このメンバーって実は歴史・城郭関係では結構すごい!

ワタシからすると「雲の上」な方々ばかりで、城・ゆる鉄部結成飲み会とは言いながらも、さぞや歴史やお城の話で盛り上がるかと思いきや・・・

話題は最初から最後まで、城抜き「鉄」オンリー(^^;)

まあ、出てくるお料理もこれですからね~!





「車掌さん」がわざわざ他のお料理をどけて、テーブルの上にスペースを作ったので何事かと思ったら、さいころステーキの「石炭」。

ちゃんと火を入れてくれて、機関車も登場しました。

あ、「車掌さん」の制服もアキバっぽくてよいですね☆


おにぎりは新幹線のカタチ。レールは海苔で作られてます。芸が細かい!





・・・「車掌さん」がテーブルの上で海苔の窓をつけてくれて、完成です☆


感動的だったのかデザート!
赤いのは秋田新幹線「こまち」などのE-6系、青いのは北陸新幹線「はくたか」とかのE-7系・・・だと思われ。





お皿に一台で乗っているのは東北新幹線のE-5系(はやぶさ・やまびこなど)だよね?

もう、カワイすぎて食べるのがもったいない!けど食べてしまった(^^;)
チーズケーキでした。美味しかった☆

そんなこんなで城・ゆる鉄部結成飲み会は、ゆるーく「鉄分100%」で次回鉄道CAFEでの開催を約してお開きとなりました。

「城」な皆さま方の、また違った側面が見られて楽しい夜でございました!


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2015年4月4日

お花見2015(巾着田&清雲寺)

写真が趣味のうちのじいちゃん。

歳もトシなので、事故を契機に免許を返上し車を手放してからというもの、住んでいる場所も駅から10kmの山の中、最寄のバス停まで1kmでしかも本数もないという環境であちこち写真を撮りに行くこともままならなくなりました。

その上、足腰も弱ってきて余計に家から出ることも少なくなり・・・

とはいうものの、やはり季節が巡ってくるといろいろ撮りたくなる「写真ゴコロ」がくすぐられるらしく、「あっちに行きたい」「こっちに連れて行け」と注文が増えてきます。

ごくごく近場であれば、ばあちゃんが買い物がてらに自分の軽に乗せて出かけさせたりするのですが、それにも限度があるので、桜の咲くタイミングを見計らってちょっと2人をお花見に連れ出すことにしました。

まずは隣町の日高市高麗郷にある巾着田。
ここは高麗川の流れがぐうっと蛇行して巾着の形にできた「巾着田」の堤防に沿って菜の花畑が広がって、その周りにソメイヨシノの木が植えられていて、ちょうど同じ時期に花が咲くので、春の桜の時期にはとても綺麗♪





じいちゃんとばあちゃんを車に乗せて行ってみると、ちょうどその日は日高市の「菜の花まつり」で大賑わい!

ポニーも出てきてるし、SLや特設迷路、滑り台も設置されているしで、子供連れがいっぱい。
じいちゃんはいろんな被写体があって大喜び☆

フリーマーケットや地元特産品の特売も出ていたので、写真に全く興味のないばあちゃんにも喜んでもらえたようで・・・(^^)v





SLの運転手さんは、実はうちのご近所のオジサンがボランティアでやってました。
全く知らずに行ったので、びっくり。さすがイナカは世界が狭い(笑)


さて、巾着田で1時間ほどものんびり花々を楽しんだ後は、R299を車で飛ばし、正丸峠を越えて本日のメインイベント、秩父の岩松山清雲禅寺へ。





何気に寺紋が三鱗~♪
北条氏ゆかりか~と思ったら実はこの清雲寺、三鱗紋を寺紋としている建長寺派でありました☆





そしてこの清雲寺、樹齢約600年のエドヒガンザクラを始め、境内にある約30本のしだれ桜で有名なお寺なのです。

リサーチが功を奏して?ちょうど見事に満開!





そして、日が暮れてくると桜の下にライトがぽつんぽつんとつき始め・・・








そう。しだれ桜のライトアップ!
花々が光に照らされだして、じいちゃん大興奮☆ もう周りなんか目に入らずに夢中になって写真を撮りまくってます(笑)






このライトアップは木が負担がかかるためしばらく休止していて、この度負担のかからないLED証明に変えたので、実に6年ぶりに再開したのだそうです。

しかも、ライトアップするのも桜の開花時期2週間のうちの金・土だけだという、とてもレアなライトアップ!

夜に入って空が暗くなってくると、桜の花がくっきりと白く浮き出してきて、ますます幻想的になっていきます♪






・・・桜、盛りだくさん(^^;)


そして次の写真が件のエドヒガンザクラ。清雲寺が創建された1420年に植えられたと伝えられ、高さ15m。県の天然記念物に指定されています。





しだれ桜をたっぷり堪能したら、秩父のグルメも堪能♪

まずは境内に出ていた屋台で焼きまんじゅう。

残念ながらあんこ入りは売り切れだったのですが、中に何も入ってなくてもふわふわの饅頭皮に甘しょっぱいタレを何回も重ね塗りして炭火焼でこんがり香ばしく焼き上げられていて、美味うま~!






そして、秩父市内まで戻ってきて、秩父夜祭りで有名な秩父神社のそばのお店で秩父名物の味噌だれがたっぷりかかった味噌ポテと、「2枚で1足」わらじカツ丼!





お店のレジの横には、秩父名物のおそばや豚の味噌漬けも含めてミニチュアが飾ってありました。
秩父に来たならオススメのグルメです!ぜひぜひ~☆


2015年3月29日

西股先生のトークショー@神保町


いつも大変お世話になっているナワバリスト・中世城郭研究家の西股総生先生が、この度戎光祥出版から「神奈川中世城郭図鑑」という、神奈川にある中世の「土の城」を網羅した本を出版されました~!

ということで、神保町の書泉グランデにてトークショー&サイン会を開催するので「ぜひお出でください&皆さんにお声がけください」という丁重なるお誘いを頂戴いたしまして、(どっちかというと後半の方がメインか・・・笑)、さっそくフォロワーさんと誘い合って出かけることにしました。





さて、会場の書泉グランデ7Fイベントスペースに行ってみると・・・30~40人くらい入れる会場の最前列はどこかで見た顔ばかりwww

いつもおなじみの城好きフォロワーさんが結構来ている上に、後ろの方には城フェスを主宰している「かみゆ」編集部の方々や歴☆女子会のみゆさん、なんと城メグリストの萩原さちこさんまでいらしてる~(@口@)!

これには登壇された西股先生も苦笑い。

というのも、実は先生と戎光祥出版の方々はトークのあとにクイズを用意していたらしいのですが、「この顔ぶれじゃ、簡単すぎて馬鹿にしてると言われちゃうね~☆」

いやいや、そんなことはありません~!と会場がほぐれたところでトーク始まり始まり。。。





まず、なぜ「神奈川中世城郭図鑑」を書こうと思ったか?から始まって、実際に城を歩くときに参考になるような内容を心がけたなどという話の中に、さりげな~く以前に出版した萩原さんとの共著「山城へGO!」のPRなんかも織り交ぜながら(笑)話は進んでいきました。

そして、レジメとともに気前よく(!)配られた8枚もの先生が描かれた縄張図!!(茅ヶ崎城、仲山城、小松城、柏原城、岡崎城、屏風山塁・・・津久井城に滝山城まである☆)

この縄張図を見ながら関東の城の魅力について語っていただきました。

その中でココロに残ったのは、関東は土の城が極限まで発達した地域なので縄張りが面白いのだというところ。

関東は近畿よりも50年先に戦国時代が始まっていることにより、戦いの中で発達してきた城が多いこと。そして、関東の城が近畿の城やその後の近世の城に発展したわけではなく、むしろ城の進化の中では別の系統の袋小路にあるので、それが多様性となっていて面白いのだということ。

そして~

「城から垣間見える関東戦国史の魅力」ということで、実は天正18年(1590年)の豊臣軍の小田原攻めのときに、後北条側には箱根決戦構想があったのではないか?という説をご披露!

これは「神奈川中世城郭図鑑」の中でも「屏風山塁」の項で触れられているのですが、天正18(1590)年の小田原攻め間近な時期に、北条氏直が屏風山に視察に来ているという史料があるのだとのこと。

このような時期にわざわざ視察するということは、後北条氏側には屏風山を指揮所として豊臣軍主力に対するための何らかの決戦構想があったのだけれど、箱根路の防衛線である山中城が予想外の短時間で突破されてしまったために、実際には構想が実現しなかったのではないか・・・というものです。

確かに・・・

後北条氏は天正15年ごろから対豊臣戦に備えて、大動員体制を敷いて各地の拠点城郭の改修・増強を行ったりしていたにもかかわらず、小田原攻めの時には八王子城の氏照や鉢形城の氏邦、「のぼうの城」忍城の成田氏など、各城の主力が小田原城に終結してしまって、北関東方面の守備が手薄?になってしまっていたのも、この決戦構想があったから・・・と考えるほうが納得がいきます。

・・・というか、少なくとも、いわゆる「小田原評定」籠城のための集結というよりは、後北条贔屓のワタシにとってはとっても魅力的な説でありまする♪

これは、ぜひぜひ屏風山塁がどんな位置に所在するのか、実際に行って見なくては・・・!



楽しいトークはあっという間に終盤を迎え、ショーの最後には、先生が「一応」ご用意いただいていたクイズ大会。

賞品はなんと先生ご秘蔵(というかナイショ?)の、とある資料本2冊と、なぜか?ぬれせんべい(笑)

そして、その資料本はすでに発行元にもないという「まぼろしの」東国の図面集!

城好きの精鋭が集まっていた上に、さらにその本のおかげで参加者に気合が入ったと見えて、案の定、「不正解は離脱」ルールで最後まで残った方が多く、最終的にはじゃんけんで勝者決定☆

なんと、フォロワーのさとみんさんがぬれせんべいを、豪士さんが本を、ゲット♪

そしてトークショー終了後、恒例のサイン会も終わり、先生をこそっとお誘いしてフォロワーさんみんなでお疲れ様会。
かんぱーい!

(あ、先生のお写真はご本人の了解を得て公開しております☆)

2015年3月5日

「今川氏 ~駿府を愛した戦国大名~」展に行ってみました♪

珍しく&急に箱根の山を越えることになりまして・・・
陽射しも春めいて(そして当然花粉も活発になった笑)青空の下、新幹線に乗って静岡の街へ。





まさに今年、平成27年(2015年)は徳川家康公薨去400年ということで、街のあちこちに幟や看板が掲げられたり、いろいろとイベントが開催されたりしています。

その400年祭顕彰事業も兼ねて、静岡市が建てようとしている歴史文化施設の「さきがけ事業」ということで、、2月20日(金)~3月15日(日)の期間、静岡市役所本館1階の市民ギャラリーで「今川氏 ~駿府を愛した戦国大名~」展が開催されているというので、寄って見ることにしました。

静岡市役所本館の建物は文化庁の登録有形文化財だそうで、ドームがすごく素敵!
内部にも古めかしいシャンデリアやステンドグラスがあって、とても重厚な感じです♪





・・・なんで、家康公薨去400年で「今川氏」?

ということはさておいて、今川氏については後年に「公家風で軟弱」のような実態とはかけ離れたイメージが刷り込まれてしまったせいか、どうも静岡では今まで「駿府=家康公」のイメージが強いような気がしていました。

が、やっと「先進的な領国経営を行い高度な文化を持った駿河の太守 今川氏」に陽があたるか~!という感じです♪

入場料は一般200円、70歳以上100円、中学生以下は無料。
もちろん内部は撮影禁止。

ところが受付で聞いてみたら、パンフレットも出展目録もないとのこと。
まぁ、この値段でしたらそんなもんかもしれませんが・・・何を見たのか覚えてられるかな(^^;)





あ、この写真は会場の外の廊下から見えるものを撮影したものです☆

展示物はパネル展示主体で、全部で小部屋3部屋と、思ったよりは割と見ごたえのあるボリューム。

駿河の地理的状況や駿河守護職としての今川氏の初代・範国からの歴史にさらっとふれた後、7代氏親と妻の寿桂尼、8代氏輝、9代義元と軍師雪斎、10代氏真といった、いわゆる「戦国時代」にスポットを当てて、さっくりと丁寧に説明がされています。

欲を言えば、「花倉の乱」や「河東の乱」、甲相駿三国同盟なんかにも、もっと突っ込んでほしかったな~と思いつつ・・・

この展示会としての目玉は、縁の寺々に納められた氏親公や義元公、雪斎軍師や連歌師の宗長の木像のようです。
綺麗に彩色も施されていて、生前はこんな感じであったのかなぁ・・・?

木像の他には、今川家に関連する文書類、寺社や商家に出したものや、氏親公が定めて東国では最古の分国法といわれる「今川仮名目録」などもありました。

文書類で特に惹かれたのは、寿桂尼の「帰」(とつぐ)印の朱印が押されたかな文字の朱印状!
夫の氏親が亡くなった後、息子の氏輝が成人するまで政務をとりしきった状況がまざまざと伝わってくる書状でした・・・☆

そんなこんなで、じっくり時間をかけてゆっくり堪能してしまった「今川氏」展でありました、のですが・・・





今回の展示の中でいちばん自分のツボにハマッたのは、実は竹千代君(後の徳川家康公)が駿河の今川館において13歳で元服した際に着用したという、義元公誂えの「緋縅の胴」(スミマセン、うろ覚えです)。

やっぱ、徳川に行ってしまった(^^;) でも大人のものより一回り小さくて、カワイイ!
撮影できなかったので、お見せできないのが残念☆

展示会場の終わりのアンケート回収場所には、季節柄?とても豪華な御殿雛と天神雛がかざられていて、これは撮影OKでした♪




さて、展示を見終わって、せっかく静岡に来たので、駅ビル内のお店で丸子宿名物のとろろ飯を美味しくいただきながら展示のことをツイートしたら、静岡在住城ともフォロワーのさらさんが気がついて、声をかけてくれたので、急遽その夜に一緒にお食事することに!





夕暮れの静岡駅前「竹千代君」像を横目に、さらさんチョイスの豚&チーズ料理の美味しいお店に行って、城バナいっぱいの楽しい静岡ナイトを過ごしました。

持つべきものはよき城ともさん?!さらさん、ホントにありがとう~!