この乾通りのコースには、室町時代後期に太田道灌が築城した頃の面影を残す道灌堀や西桔橋門の枡形石垣などがあって、普段は公開されていないだけに、お城好きにとっては「ぜひ行かなくちゃ」なチャンスです♪
ところが、ワタシはこの時、秋の紅葉の時期の一般公開しか行けなかった(そのときのブログ記事 → 「江戸城(皇居)乾通り一般公開!」 )ので、春の公開も行きたいな~と思っていたところ・・・
今年、2年ぶりに春の乾通り一般公開があるよ~!というニュースが飛び込んできまして、急遽ばあちゃんを「花見に行こう」と唆し、やってきました東京駅!
あれ、全然行列がみえないぞ?!
おかげで、行列様のコーン越しではあるけど、ゆっくり二重橋&伏見櫓がみえまする(^^)/
お堀端に松の緑と桜の花が映えてます。ちょっとお天気があまりよくないけど・・・
今回のコースの入り口である坂下門にも、まったく並ばずにすんなり入れちゃった!
これは、降りそうでなんとか振らずにもってる、このお天気のおかげですかね~☆
富士見櫓も、他の人々にさえぎられることなく、ばっちり♪
江戸城天守が明暦の大火で焼失してしまってから、代わりに天守の役目を果たした三重櫓。
開放されている反対側(東御苑側)からはこんな風にはみえません。
高石垣の下に横たわる蓮池堀の向こうには、これまた特別にしか見れない西桔橋が。
元は名前のとおりの木の跳ね橋だったようなんですが、現在は普通の橋になってます。
それでも橋脚の石垣が、跳ね橋だったことを忍ばせてますよね。
それにしても、桜よりも遺構ばっかり見てる☆
ちょっとはお花見らしく・・・桜が盛りの道灌堀。
前回は紅葉が落ち着いた風情だったけど、今回はやはり華やかです!
(→ 前回来たときの記事はこちら!)
西桔橋の上から蓮池堀と高石垣&富士見多聞を見たところ。
結構、堀の幅広いですね。で、せっかく桜が咲いてるのに、写真でカットしちゃってるという(^o^;)
石垣好きにはたまらない西桔橋門枡形の二段石垣。
枡形の坂を登りきって本丸に入るところでは、つい石垣刻印を探しちゃう。
結構みんなスルーしちゃうんですけどね☆
いつもはほとんど人がいなくて閑散としている天守台も、さすがにこの日ばかりは大賑わい☆
外人の方も結構いらしてて、ちょっとうれしかったりして。
天守台の上から北側を眺めると、北桔橋門の向こうに北の丸公園。
武道館の「金のたまねぎ」が燦然と輝いてる!
昔、「正午になるとあのたまねぎが2つに割れて、中から桃太郎が出て来るんだよ」って言われて、素直~に信じちゃったコドモでした・・・(笑)
本丸の御殿があったあたりは今は芝生が広がっていて、桜が満開!
やっとお花見らしくなってきました(笑)
枝垂桜もちょうど花盛りでした♪
天守台の脇を通って北桔橋門から外に出ます。
橋を渡って左に進むと乾門。蓮池濠から天守台に向わずにまっすぐ進んだ人たちは、ここから出てきます。
この門の正面から北の丸公園に入れます。
公園内の池に映る桜。幻想的で素敵でした。
ただし、池畔に人が多すぎ(><)
おお!これぞ桜の名所千鳥ヶ淵!
濠に沿って満開の桜がずっと続いています。
ここでも、門の前の桜には、写真を撮る人だかりが・・・
田安門を出るともうそこは九段下なので、お昼ごはん食べて、地下鉄乗って帰宅!♪
ばあちゃんと久しぶりのお出掛けだったので、お城散策っぽさは薄~くなっちゃいましたが、今年の花見をゴージャスに堪能しました。
もっとお天気がよければ桜ももっと綺麗だったと思いますが・・・ ← 贅沢!
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