2016年3月19日

塩山・勝沼ぶらり旅♪ その1甘草屋敷&完熟屋

春の山里を愛でに、塩山をぶらぶらすることに。
まずは塩山駅北口駅前ロータリーにおわす武田信玄公にご挨拶♪




といっても、今回は城・歴史好きのメンバーではないので、歴史(特に戦国)みは薄~く・・・
信玄公は写真を撮るだけでスルーして、塩山駅のすぐ前にある重要文化財の「甘草屋敷」へ。


●甘草屋敷




「甘草屋敷」は、徳川八代将軍吉宗の時代に薬用植物の甘草(カンゾウ)を栽培して幕府に納めていたという旧家で、江戸時代に建てられた主屋や付属の馬屋、文庫蔵、東門など、宅地全体が国の重要文化財に指定されているとのこと。





江戸時代後期の建築と考えられる主屋は、大棟を東西に通した茅葺型銅版葺で、切妻造りの屋根の中央部に設けられた2段の突上げ屋根が特徴的な大型の民家です。





で、「甘草屋敷」だから(笑)、前庭で試験的に甘草を栽培中。甲州市では医薬品メーカーと「甘草の里づくり」プロジェクトというのをやっているそうです。
江戸時代のように甘草が薬に活用されるようになったら、面白いですね♪

さて、今回甘草屋敷にやってきたのは、毎年この時期に開催されるひな祭りがすばらしい!と聞きつけたからなんですが・・・





母屋の前庭では、ちょうど紅白の梅が真っ盛りで思い切り春の気配♪
そして建物に入ると・・・





一階の座敷いっぱいに飾られたおひな様!!







地域に伝承されてきた約1000体のおひなさまが一堂に会しているそうです☆





中には江戸時代中期の「享保雛」も!
面長なお顔や、お雛様の袴がふわんとしたカタチなのも、現代のお雛様とは違うな~☆




「高砂」や「浦島太郎」のような、縁起物の人形もありました。
中には「太田道灌」なんてのもありましたが、これも縁起物?





これも江戸時代後期の御所人形。赤子の成長を願って贈られたんでしょうね。。。





御殿飾りもこれだけ並ぶと圧巻ですね~!!




2階に上がる階段まで「ひな壇」になってる(笑)
柵になっている竹の乗っている「台」は、よくよく見ると昔機織に使われていた糸巻きの木枠?!




ちなみに、部屋中に下がっているつるし雛は、地元の方々の手作りだそうです。
そして、壁に飾られている「甲州軍御出陣」の布押し絵も・・・!

ぐるりとおひな様を堪能したあと、主屋の外に出ようとしたら受付の方に呼び止められまして・・・
「主屋の裏手にある小屋でマスコット作りやってるから、どうぞ~」




行ってみると、小屋というには立派な建屋。
部屋の中から屋根裏が見える~☆




結局、「甘草屋敷」にも「ひな祭り」にも全く関係なさそうなお猿さんのマスコット作るのに時間取っちゃって、午前中はこれで終わり(><)


●完熟屋


お昼ごはんは、前もって予約していた「完熟屋」へ。
120年前に建てられた古民家を改装してお店にしたんだそうです。




門構え立派! 元からある門なのかな?中に入ると・・・




・・・リヤカーまで置いてあって、農家っぽさを醸し出してる☆




お店の中はこんな感じ。山梨県内にある農業生産法人の直営店だそうで、農場の野菜を使ったほうとうや、取れたてタマゴのプリンなんかが美味しいです。

県内のワインも売ってる~!




甲斐国に来たら、やっぱまずはアツアツのほうとうですよね!
夏には「おざら」もいいですよ♪

ほうとうで満腹になったら、午後はお寺めぐりにGO! → 続きの記事はこちら!



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