2014年9月13日

秩父札所めぐり1日目(第1番~第13番)

敬老の日の三連休、うちのじいさんばあさんの予定にいろいろ振り回されて、はたと気がついたら最初の土曜日の自分の予定がぽかっと空いてしまった☆

さ~て、せっかくの三連休、しかもお天気もめっちゃいいときてれば家にいるのももったいない・・・

でもお城に行くには準備もできてないしどうしようかな、とつらつら考えていて、はた!と思い出したのが秩父札所めぐりの甲午歳総開帳のこと。

西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所とともに日本百番観音に数えられる秩父三十四ヶ所の観音霊場(秩父札所)のご本尊は、普段は秘仏として扉が閉じられているのですが、12年に1度、観音様のお使いの馬にちなんだ午年にご開帳されるんです。

今回の総開帳期間は11月18日まで。
秩父はほぼ地元(ほとんど隣町)で、いつでも行けると思ってかえって行ってなかったエリアなので、ご開帳期間に行ってみたいと思ってはいたんで、これはチャンス!

思い立ったら吉日。というわけで、愛車の「濃いオッサン号」に飛び乗って出かけることにいたしました。


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秩父三十四ヶ所の観音霊場は、秩父盆地を中心に秩父市から皆野町、小鹿野町にかけてちらばっていて、その昔巡礼のために使われた古道も各所に残されています。



そして、一番から三十四番まで一巡すると総距離約100kmにもなります。

この秩父三十四ヶ所観音霊場のそれぞれの縁起や札所めぐりのあれこれについては、すでにいろいろな本やサイトで案内されています。

http://www.chichibufudasho.com/chichibu34/ (秩父札所連合会公式サイト)
http://navi.city.chichibu.lg.jp/shrine/fudasyomeguri/(秩父観光なび・秩父市公式HP)

なので、このブログでは、今回自分で実際に回ってみた感想とかトピックスをご紹介してみます♪



<第1番 誦経山 四萬部寺>

言わずとしれた、ここが「札所めぐりの始まりのお寺」。

古の巡礼者たちは朝一番からお参りを始めるために門前に宿をとったのか、そして今でもそうなのか・・・お寺の山門の前にはとても昔ながらの風情のある旅籠があります。

その名も「旅籠 一番」。




まぁ、近年ではバスや車で回る人も多いので(自分も含め)、こういった旅籠を使う人は減っているのかもしれませんが・・・

反対に、札所1番のせいか、後から後から観光バスが横付けされるのにはびっくりです☆

そして観光バスからは一様にわらわらと白衣の巡礼装束スタイルの方々が出てきて、お坊様の先導でぞろぞろと境内に入っていき、大勢で般若心経や御詠歌を唱えて、大賑わい!


さて、境内の納経所では菅笠や金剛杖、笈摺などの巡礼装束一式をそろえることができます。

私もここで納経帳をげっと。1番から順番にお参りして御朱印をいただくことにしました。



また、この総開帳期間中に限り、札所ごとに参詣者1人1枚ずつ「散華シール」をいただけます。
それをこの台帳(1枚500円!)に貼り付けて額に入れると、素敵な記念品になるというわけ。

さすがに額にしても飾るところがないしな~☆
ということで、私は今回御朱印と一緒に納経帳に貼り付けることにしました。。。

納経帳をげっとして、いよいよお参り。

総開帳の期間には、日頃は秘仏のため閉まっている観音様の扉が開いて、観音様の手につないだ紐を結んだ五色の布、その先につないだお手綱がお堂の前の祈願塔に結ばれます。

つまりこの祈願塔のお手綱と手をつなぐことは、観音様と直接ご縁がつながることなのです。




こんな紐がお堂から出ている光景というのを初めて見たので、びっくりしました~!

でも、祈願塔に下がっているお手綱を両手で握って合掌すると、なにやら厳かな気持ちになるのが不思議です。これも観音様のご霊験といったところでしょうか・・・?





で、いただいた御朱印がこれ。

いつもと違って、左上に総開帳期間限定の「午年総開帳」の朱判が押されているところがミソ。
各お寺で1枚ずついただける「蓮華シール」は右下にペタリ。

お堂の「極楽の図」「地獄の図」、関東三大施餓鬼のひとつが行われるという「施餓鬼堂」などのこのお寺の見どころを拝見したあとは、第2番へと参ります。



<第2番 大棚山 真福寺>

真福寺は結構奥まった高い場所にあります。

車で行けなくはないのですが、四萬部寺から真福寺への道は巡礼古道の名残の道なので、対向車が来たらアウト!な、つづら折れの急な登り坂の運転はちょっとビクビク☆

でも、舗装されていますし、真福寺まで登れば駐車場は余裕もってあります。



さすがにここまではバスは入ってこられません。

このお寺は無住で、納経所は麓の光明寺にあるので、バスはみんなそちらに行ってしまうのでしょう。
訪れる人も少なくて、とても静か(^^)

真福寺から納経所のある光明寺までの間に、少しの区間ですが風情のある古道が残っています。





いかにも道の両脇はヤブ蚊の多そうな藪々ですが、しばらく行くと鎌倉街道などの古道の堀割道を彷彿とさせる、ちょっと風情のある道が出現します。

ただし、足元のごろごろ石は秩父名物緑泥片岩が多いので、滑りやすくて要注意。

私はデッキシューズだったので、ちょっと恐る恐る歩いていたのですが、後から来たしっかり足ごしらえをした「おじいさん」にすたすた抜かされて、ちょっとクヤシイ~☆

里まで下りてくると「道しるべ石」などもあったりして、巡礼古道の存在を感じさせてくれます。



そして、第2番真福寺での御朱印と蓮華シールがこちらです。

光明寺でいただいたのですが、案の定、観光バスが3台も来ていた上に地元の方のご法事もあったようで、めちゃめちゃごった返していました・・・Orz


<第3番 岩本山 常泉寺(岩本寺)>

岩本寺での見どころは寺宝の「子持石」。ご本尊は薬師如来様なんですが、本堂の子育て観音様の前の縁側に置かれて、誰でもよく見ることが出来るようになっていました。



後ろのガラスの中におわすのが子育て観音様。ガラスが光っちゃってよくわかりませんが(^^;)

子持石は高さ30cmくらいの自然石なんですが、形が妊婦さんにそっくり!
この石を抱くと子宝に恵まれるとかで、子宝のほしい人が全国から訪れるのだそうです。

本堂の奥には、大きな岩盤の壁の前に文殊菩薩様のお堂と岩の窪みにならぶ古い石仏。
そしてその前に広がる見事な蓮池!

季節が外れているので蓮の花はあまり見れませんでしたが、咲き誇る時期にはきっと綺麗なんでしょうね~♪




蓮池の奥の石段を高台にあがると、そこが今回ご開帳の観音様のお堂です。

ここでもバスを連ねてやってきた巡礼さんたちの団体に遭遇。
ごった返した境内で祈願塔のお手綱の順番待ちをしながらひょいっと上を見ると・・・

祈願塔が笠かぶってる~(笑)





そして、第3番岩本寺でのご朱印と蓮華シールがこちら~♪
蓮の花が自慢のお寺らしく、午歳総開帳の判が蓮の花の形でカワイイ!



<第4番 高谷山 金昌寺(新木寺)>

秩父札所第4番金昌寺、といえば、赤子にお乳をあげようとしているお姿で子育て観音とも呼ばれている慈母観音様が超有名ですね~☆

蓮台のカエルが「ミカエル」だと見立てて、この観音様は「マリア観音」だという説もあるという・・・

観音堂の回廊の右側に安置されているので、ものすごく近くでお姿に接することが出来ます。
・・・というか、こんなお外にいらっしゃっていいのかしらん?




金昌寺の駐車場はちょっと奥まっていてわかりづらいのですが、有名なお寺のせいか観光バスも悠々停められる広い駐車場(観光トイレもある!)があって、とっても助かります。

そして駐車場のまん前にそびえる二階建ての仁王門には、なぜか2mもある巨大わらじが・・・
でも、ついその巨大さにわらじに目がいってしまうのですが、実はこの仁王門の二階にある須弥山が、またすばらしいのですよ~♪



これは、仁王門を抜けて坂をぐっと上がったところで振り返ると(または帰り道に)ちょうど自分と同じ高さで目に入ってくるところが、またニクイです(笑)

この金昌寺は、天明3年(1783年)の浅間山の大噴火で関東一帯が降灰のために大飢饉になったときに、全国から3800体も寄せられた石仏を山内に安置したのだそうで、現在でも埋没したりして減ってはいるものの1300体ほどの石仏がみられるとのことです。

なので、本堂までの道も石仏がいっぱい!





そして、いろんな表情の石仏様たちがいらっしゃる。





こちら、酒樽の上で気持ちよく酔ってらっしゃる風情ですが、よくみると酒樽の下敷きになっているのは天邪鬼かな?

酒樽を担いでいる風にも見えますが、めちゃ重そうですね☆





そして、金昌寺のご朱印と散華シールはこちら。
午歳総開帳の判は、いわずと知れた慈母観音様。

でも、散華シールにもあるとおり、金昌寺のご本尊は十一面観音様なんですよ!



<第5番 小川山 語歌堂(長興寺)>

なんてことのない畑道に、いきなり門がぽこっと現れるので、びっくりします(笑)
小さくてすごく素朴なお堂です。

昔、裕福だった村の檀家が、ある夜現れた旅の僧とひと夜歌道の奥義について語り合ったことにちなんで建てられたのだそうです。





ところで、門にかけられている幕の紋が「立ち葵」なんですよね。
なんでなのかな?





この語歌堂自体は無住なので、ご朱印をいただく納経所は3分ほど歩いたところにある長興寺に行きます。

長興寺と語歌堂の間から、「6番7番への近道」という小道が続いていて、どうも巡礼古道らしく読み取るのに苦労する道しるべがありました。

たどってみたいなと思ったけど、今回は愛車と一緒なのでガマンガマン☆

長興寺の方から語歌堂をみると、こんな感じ。
お堂のかわいらしさと、その「ぽこっと」現れる感がおわかりいただけますでしょうか(笑)




ちなみに、長興寺には駐車場はありませんので、車の場合ご朱印をいただくには語歌堂の方に車を置いて歩くようです。


そして、第5番語歌堂のご朱印と散華シールはこれ。
ご本尊は日本百番観音のうちここともう1ヶ所だけという准胝観音様です。




そしてお昼ご飯。やっぱ秩父といったらおそばですかね~☆



<第6番 向陽山 卜雲寺(荻野堂)>

この第6番卜雲寺からは、秩父市街から羊山公園を隔てた武甲山のふもとの横瀬エリアに入ります。

普通乗用車がすれ違うのがやっとの細い道を山の中に入っていくと、とりあえず「臨時駐車場」の立て札。でも、乗用車が5台も入ればいっぱいになっちゃう空き地だという~(笑)

そして、参道の入り口脇に広がる一面のブドウ畑では、団体さんがぶどう狩りツアーの真っ最中!
ぶどう園の網のしたでバーベキューまでやってしまうという剛毅さ☆







坂を上りきるとそこが卜雲寺。
境内にあがる途中にある「おねがい地蔵」さまは子授け、入試合格、大願成就などで知られているのだそうです。

そして本堂をよくよく見ると屋根の上の紋が葵・・・これまたなぜなんでしょう?






この卜雲寺からの武甲山はこんな感じにすぐ近くに見えます。

そして、坂の途中から第7番牛伏堂に向う巡礼古道があるのを発見!
これは行ってみなくちゃ~♪と喜び勇んで進んでいくこと20m・・・あっさり普通の道に合流 Orz




で、第6番卜雲寺のご朱印と散華シールはこちら。
甲午歳総開帳の判は・・・これは武甲山のカタチってことかな?!




<第7番 青苔山 法長寺(牛伏堂)>

ここはきれいなトイレありの駐車場完備!しかも高台にあるので、駐車場から真正面に見える武甲山が見事!

で、写真を撮ったんだけど後で見たらブレブレでお見せできないという・・・(^^;)

ご朱印をいただくので納経所に並んでいたら、ワタシの前に並んでいた小学5年生くらいの男の子が一人で歩いて札所めぐりをしているのだとのこと。

それを聞いた納経所のご朱印書きのおばさまが大層心配して、懇切丁寧に次の8番札所への行き方を教えていた・・・と思ったら、列が途切れて手が空いた瞬間を見計らって納経所の外に飛び出して、その坊やがちゃんと教えた道筋を通って行ったか、あたりの人に確認して回っているという☆

びっくりして思わず牛伏堂の名前の由来になった牛さんの像を撮りそこねてしまった(笑)





そんな素朴でアットホームな7番牛伏堂のご朱印と散華シールはこちら。
ご本尊は十一面観音様で、やっぱ午歳総開帳の判は牛!



<第8番 清泰山 西善寺>

男の子は7番からてくてく歩いていったけど、軟弱モノのワタシは同じ道を車でGO☆

7番から1度横瀬川へと丘陵を降りて、川を渡って今度は武甲山の裾をぐいっ!と上がったところに西善寺はあります。

斜面の一番高いところに門があって、そこから境内に向って下っていくのですが、その石段の右手の庭にあるのが・・・






この~木なんの木、気になる木~♪
と歌いたくなるような、見事な見事なもみじの木!

この「西善寺のコミネモミジ」は、なんと高さ9m、枝ぶり東西20m南北18mもあるのだそうです。
新緑の頃と紅葉のころは、それはそれはカメラマンさんが群がるのだそうで☆






そして、本堂の軒瓦をひょいっと見上げると・・・な、な、な、なんと、北条の三鱗紋がぁ~!!!
しかし、なぜ・・・?

念のため、納経所で聞いてみたのですが、はかばかしいお答えはナシ。。。

ちょっぴり疑問符をアタマにつけて西善寺の門を出て、駐車場で周辺の案内図を見てみると、ふとすぐ近くに秩父絹の発祥地として県の史跡になっている「城谷沢の井」というのが目に入りました。




なんの気なしに、近いからちょっと行ってみるかなとお寺の脇の道を下っていくこと数分。
横瀬川の支流生川に流れ込む沢を渡ったところに、その何の変哲もない井戸はありました。

井戸の傍らの石碑を読んでみるとそこに書いてあったのは「鉢形城主北条氏邦の家臣 朝見伊賀守が養蚕を始めたとされる秩父絹の発祥の地」だという説明文が・・・

そっか!バス停名にもあるとおり、このあたりの地名は根古谷だ!

つまり、正丸峠越えの秩父往還と妻坂峠越えの鎌倉古道の押さえとして、朝見伊賀守が在城していた横瀬根古谷城のある地であったので、西善寺の三鱗紋かぁ~!!

・・・自分的にかなり納得。




実はかなり前から妻坂峠越えと横瀬根古谷城攻めは狙っていて、資料は調べていたんですが・・・今回は札所めぐりメインで、城攻めの時間がないのでパス。迂闊でした~(TT)

というわけで、城攻めは後日じっくりゆっくりやることにして、第8番西善寺のご朱印と散華シールです。

総開帳の判はコミネモミジでした!(自分的には三鱗だとよかったんだけどな☆)




<第9番 明星山 明智寺>

8番札所から横瀬駅に向ってくねくね・・・と細い道をたどって行くと、明智寺にたどり着きます。
その場所は、三菱マテリアル横瀬工場の、まさに正門のまん前といった感じで、工場に出入りするトラックがすぐ脇の道路をばんばん行きかっています。。。

が、明智寺自体は、本当にちんまりした「お堂」といったたたずまい。

駐車場もなくて、しばらくうろうろしていた挙句、納経所でヒマそうに・・・もとい、のんびりしていたおじさまたちに聞いてみたら、境内に乗り入れてもかまわないとのこと。

たしかに境内は広いので、駐車スペースとしてはたっぷりかもです・・・が初めて行っていきなり乗り入れちゃうのは、なかなかに勇気が要りますです(^^;)



で、その納経所のおじさまに書き入れしていただいたご朱印と散華シールはこれ。
ご本尊は如意輪観音様です。




<第10番 萬松山 大慈寺>

とりあえず道々に建っている小さな案内板にそっては来たものの、このお寺でも、駐車場に悩んだ~!

県道11号線からちょっと旧道っぽい道を入ってお寺の前まで着いても駐車場はなくて、一瞬お寺の前でどうしようか悩んじゃいました・・・

結局小さな「駐車場→」の立て札にそってぐるぐる走ったら元の県道11号線沿いにバスも停められる大きな駐車場が☆





団体さんが来る☆とあわてて走ったので、ろくに写真も記憶もない~!
とりあえず、いただいた第10番大慈寺のご朱印と散華シールはこれです。。。

おびんずるさまが有名なお寺なので、あちこち痛いところを撫でることだけは、ちゃっかり忘れませんでした(^^)v



<第11番 南石山 常楽寺>

目の前の荒涼とした巨大な空き地は、どうやら撤退した太平洋セメント秩父工場の跡地らしいです。

で、その工場の出入り口だったらしいところにお寺の駐車場があるので、停める場所には事欠かないものの、いったいどこまで停めていいのやら・・・?

車を停めて参道に入ると、お寺なのになぜか鳥居が。しかも遠慮がちにすこし道からずれて建ってるのがなんとも笑。。。





ここで、なんとも不思議な修行者風の方がいらっしゃるのに遭遇。

茶色い衣で目の前に経典を置いて、長いこと何か唱えていらっしゃいましたが、よくよく聞くと日ごろよく耳にする「お経」とは全然違う「日本語のコトバ」だったので、いわゆる「仏教」の方とはちがうんだなぁ~と思ったりして。

そういえば境内をよく見ると外国からいらしたような方もちらほら・・・

なんとなく秩父霊場の「懐の深さ」みたいなものを感じちゃったりもしました(笑)


そして、第11番常楽寺のご朱印と散華シールはこれです☆
とてもシンプル♪





<第12番 仏道山 野坂寺>

このあたりまで回ってくると、さすがに日が少し落ちてきて、こちらも少々出てきました。。。
今回、残暑が結構キビシイ日に回っちゃいましたし、水分をあまりとっていなかったせいか少々脱水気味・・・

と思っていたら、なんと門をくぐったとたんにミストシャワーのお出迎え~!
熱中症になりかけて頭痛までしてたので、ホント生き返るぅ・・・(^o^)=3






こちらのお寺でびっくりしたのは、木彫りの仏様が多いこと!
特に山門を入って左側の建物の中に安置・公開されている十三仏さまたちは秩父在住の檀家さん?が8年の歳月をかけて彫り上げられたものだそうな。

山門の中にも、このあずかり観音さまはじめ、いろいろな木彫りの仏様が安置されています。





庭の石に彫られただるまさん。カワイイ!

で、のんびりじっくり仏様たちを拝見してから、さて帰ろうとしたら・・・
山門の前で団体さんが記念撮影していて通れない~!(ToT)

まぁ、バスでぐるぐる回っている団体さんも、車で回っている当方と回るスピードとタイミングは一緒だと思うので、本日はここで打ち止めなんでしょうね~☆




でも、まだ日は沈んでないし、納経所の閉所時間の17時にはまだ時間ありそうだから、ワタシはもう1ヶ所行っちゃうもんね。。。

というわけで、第12番野坂寺のご朱印と散華シール。ご開帳の判は観音様の光背・・・?




<第13番 旗下山 慈眼寺>


第13番からは、しばらく秩父市内のお寺が続きます。
特にこの慈眼寺は、秩父鉄道お花畑駅からすぐそば!

なので、駐車場は通りに面したところに3~4台しか置けません。

ワタシがご朱印をいただいて、ほっと一息ついているところにも、「前に車を停められてしまって出られなくなった」と車の持ち主を探して回るご婦人の姿が・・・(^^;)





このお寺は西武鉄道の西武秩父駅からも近いせいか、門のそばに立っているのは「進撃の巨人」と西武鉄道のコラボイベント「進撃の西武鉄道 スマホスタンプラリーin秩父」(笑)

若者ウケということなんでしょうけど、ワタシの行ったときはハッキリ言って渋い年齢層の方々ばかりだったような気が・・・www

ところで、お堂から出て祈願塔から下がっているお手綱。よくよく見ると、先がホントに「手」になってる!
これは、観音様と握手、ということか・・・!

ご利益ありそう☆





ここで、ちょうど納経所の閉所時間17時を迎えまして、この日の札所めぐりはお開き~!
本日もお疲れ様でした!!



<おまけ>

ところで、せっかく秩父まで来たんだからちょいとお土産でも見繕うか、と道の駅ちちぶに寄ってみました。

・・・ら、しいたけと一緒に、鹿の角(それも天然モノ)売ってる~!!!!





さすがに角は買って帰りませんでしたが、代わりに?秩父錦のご開帳記念ボトル買って帰りまして、お疲れ様のかんぱ~い!!

というわけで、秩父札所めぐりは2日目につづく・・・ (→ 2日目の記事はこちら!