このところ城ネタが続いたので、ちょっとひと休み。
春めいた陽気のある休日。用事で街に出てふらふらしたあと、ちょうどお昼時になったのでどこに行こうかな~と思案して・・・
でも、飯能の町もあまり大きくもないので、そうそうグルメネタも転がっているわけでもなく、あっちも行ったよね、こっちもブログでは紹介したよね、と考えあぐねてしまいました。
で、どうしようかなぁ~と街中を車を走らせていたら、ふと眼に飛び込んできたのがこちらのお店。
飯能は市街地を東西に旧国道299号線が走っていて、駅からの南北の通り(中央通り)とともに街の中心となっています。
その表通りから「仲町」という交差点を北に曲がった細い通りに面して、ちょっと風情のある古そうな(昭和っぽい?)お米屋さんがあったんですが・・・
看板に大きく書かれているのは「手打ち そばうどん 小松屋」。
へ?お蕎麦屋さん?
でも、通りに面しているのはどうみても、お店の中に並んでいるものも、やっぱり米穀店。
お蕎麦屋さんはどこだ~?と探してみると・・・
お店の脇に、小料理屋さんにでも入るような、これまた風情のある入り口が。
これがお蕎麦屋さん?
「お米屋さん」の前に車を停めて、恐る恐る門を潜って奥へと入っていくと、その昔使われていたと思われる井戸を中心に和風の庭と、その庭に面した玄関が出現。
その玄関にかかっている暖簾に「小松屋」
おお!これがお蕎麦屋さんですか~!
格子戸を開けて中に入ると・・・
もとは表のお米屋さんの店蔵だったのを改装したんだろうな~という感じの、高い天井と太い木の梁の部屋の真ん中に、大きな木のテーブルをカウンター風に座れるように置いてあって、BGMにジャズが流れる、おしゃれな喫茶店風のお店になっていました。
この建物、築100年なんだそうです。
また、その部屋の外側は入るときに通った和風のお庭に面したカウンター席になっていて、お庭を見ながら食事ができます。
でもメニューはお蕎麦とうどんです。
しかしながら、これまたご主人のこだわり満載。そば粉は国産で作り置きはしないのだそうです。
手打ち蕎麦の三大原則は「ひきたて・うちたて・ゆでたて」なんだそうですが、ご主人ひとりで
この原則を守ってそばを打つには限界があるので、平日しか営業してません。
喫茶店のようなゆーったりとした空間でいただくお蕎麦。
平日だからゆったりしてるのかもしれないけれど、仕事があるとなかなか来れないのが玉にキズですが、またちょっとお気に入りのお店に出会ってしまいました(笑)
自分が住んでいる街のはずなのに、なかなか奥が深いなぁ・・・
飯能 小松屋 http://www.hannomusubi.net/index.php/keyword/hanno-eki/73
にほんブログ村 お気に召したならクリックよろしくです!